JO1 佐藤景瑚、河野純喜、S4……バラエティ番組で爪痕を残すメンバーたち

 8月18日に発売される4thシングル『STRANGER』発売を前に、『2021 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)への出演、『トレスギJO1』(フジテレビ系)第二弾の放送と、着々とテレビ番組への出演が増えているJO1。音楽番組の出演はもちろん、バラエティ番組でもしっかりと爪痕を残している。そこで今回は、バラエティ番組で個性を発揮しているメンバーについて紹介したい。

JO1『STRANGER』通常盤

 「JO1のバラエティ担当」として真っ先に思いつくのは、佐藤景瑚だ。モデル並の高身長、抜群のスタイルで華がある彼は、一見、少しクールで近寄りがたい印象を受けるかもしれない。しかし口を開けば、JO1きってのムードメーカー。その面白さはかまいたちや、はんにゃ・金田哲などの芸人からも認められているほど。彼のすごいところは、天然ボケもあえてのボケも、両方できるところだ。

 また、誰よりもメンバー愛が強いのも可愛らしい。公式YouTubeで公開された『PROCESS JO1』では、メンバー全員が真剣に話し合いをしている中、「だから俺は最初に言ったんですよ! こうやって別々に住むんじゃなくてテラスハウスみたいなところに住んだほうが団結力が上がるって」と主張し、「さすがにイヤっすね、それは……」と木全翔也に冷静にツッコまれていた。パフォーマンスを見て佐藤を「かっこいい!」と思った人がバラエティに出ている彼を見たら、そのギャップにときめいてしまうのではないだろうか。また、バラエティで佐藤に興味を持った人がパフォーマンスでキメている彼を見たら、確実に沼に落ちるだろう。

 佐藤の面白さがわかる動画はたくさんあるが、個人的には『かまいったーTV』の「おたけサイコッチョーゲーム」を見ていただきたい。

 JO1のテンション係・河野純喜の魅力についても紹介したい。河野は率先して笑いをとりにいったりするわけではないのだが、とにかく彼の「一生懸命さ」そして「誰からも愛される力」は素晴らしい。年下メンバーからいじられることも多いが、それを笑顔で返している様子はとても微笑ましい。同志社大学卒と、JO1きっての高学歴で『ネプリーグ』(フジテレビ系)などのクイズ番組では正解を導きだし活躍する一方、「なぜそこで間違える!?」と思うようなところで不正解になってしまうことも。「同志社では習っていない!」と言い訳する姿もかわいらしい。「世界を目指すアーティスト」という大きな目標を掲げ、どんどんステップアップしているJO1が、いつまでも距離の近いグループのように感じられるのは、彼の愛され力や親しみやすさのおかげでもあると思う。

 先日放送された『トレスギJO1』では、まさかの「ちくわ笛」に挑戦するも、残念ながらオンエアには至らなかった。しかし、放送終了後のインタビューでは、川尻蓮から「スタジオに練習しに行ったら食べ物の匂いがしてて……」といじられ、大平祥生からは「上の階でヒューヒュー鳴ってて朝4時まで寝られなかった」とクレーム(!?)を出されるなど、メンバーから愛のあるいじりを受けていた。

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