『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生したINI 田島将吾、“心技体オールAクラス“と言われる所以

田島将吾

 大盛況のうちに幕を閉じたサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(TBS系/GYAO!)。同番組で様々なバトルを勝ち抜き、デビューを掴んだ11人からなるグローバルボーイズグループ・INIは、すでに大きな注目を集めている。これからの飛躍に期待が募るINIへ、番組で3位に輝き、メンバー入りしたのは田島将吾。「心もAクラス」、メンバーの池﨑理人が言ったこの言葉がそのままキャッチコピーのようになっている田島は、一体どんな人物なのだろうか。

 田島は東京都出身、1998年10月13日生まれの22歳。「たじ」という愛称で国民プロデューサー(視聴者)はもちろん、練習生たちからも人気を集めていた。179cmという長身、長い手足、小さな顔と抜群のスタイルを誇り、その体から飛び出すパフォーマンスはとにかくレベルが高い。

 というのも、田島は大手有名芸能事務所に子どもの頃から所属しており、退所後は韓国の名門事務所で練習生を2年間していたという経歴を持っているためだ。パフォーマンススキルは天下一品で、番組放送前の特別番組の時点で「練習生が選ぶダンスが気になる練習生」で2位、「練習生が選ぶラップが気になる練習生」で1位に輝いていた。

 そんな田島は番組が始まって以降、常に上位の順位をキープし続けてきた。最終順位発表こそ3位だったが、それまではメンバーの木村柾哉と1位争いをし続けており、番組内ではそれにふさわしい圧倒的なパフォーマンスを度々披露。例えばJO1「La Pa Pa Pam」を披露したレベル分けテストも、トレーナーのKENZOから「一気に空気感変わったし、それが全体に伝わってると思う。素敵でした」とべた褒めされ、Aクラスの評価を得ていた。

 そしてダンスだけでなく、田島はラップの評価も高い。作曲とラップが趣味というだけあり、自作ラップもお手の物。ポジションバトル時もオリジナルリリックを難なく書き上げていた。番組を通して自分の強みを存分に発揮してきた彼は、各バトルでセンターやリーダーを務めたり、コンセプトバトルではチームとして1位、チーム内でも1位を獲得するなど、着実に結果を出し、デビューを掴んだのである。

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