じん、samfree、DECO*27……ボカロPの注目株からレジェンドまで名を連ねた『バズリズム02』ランキング

 6月18日放送の『バズリズム02』(日本テレビ系)にて「コレがバズるぞ!2021 ボカロP編」が発表された。

 「YOASOBI、須田景凪に続く期待の新人ボカロPからレジェンドまで」というキャッチの中、発表されたトップ20。3位は全ボカロPの中で最多30作品がミリオン再生を記録しているDECO*27。YouTubeの総再生回数は2億5000万回を突破。最近はAdo「踊」の作詞を担当し、柴咲コウ「無形スピリット」やHey! Say! JUMP「Letter」の作詞、作曲を手がけるなど、ボーカロイドの垣根を越えた活躍を見せている。

 2位は「ルカルカ☆ナイトフィーバー」で知られ、2015年に31歳の若さで亡くなったsamfreeがランクイン。「ルカルカ☆ナイトフィーバー」は疾走感溢れるユーロビートで、アメリカ、韓国、ポーランドなど、海外でも絶大な人気を誇る。samfreeの他界を受けて、今年、交流があったメンバーが集まり再びMVを制作し話題となった。

じん『メカクシティリロード』
じん『メカクシティリロード』

 見事1位に輝いたのは「カゲロウデイズ」で知られる、じん。「カゲロウデイズ」は、合計33曲の作品からなる「カゲロウプロジェクト」のうちの1曲。さらには楽曲の世界観を小説化した『カゲロウデイズ』から、ボカロの枠を超えてアニメ、映画化と一大プロジェクトへと発展していった。

 スタジオにはDECO*27が登場。今年の3月に投稿され1000万回再生を突破している「ヴァンパイア」が話題だが、この楽曲は17位にランクインした すりぃ、6位のsyudouとの会話で、新世代のクリエイターに危機感を覚えたDECO*27が作った楽曲であることを明かした。

 さらにボカロPになったきっかけとしては、2007年にニコニコ動画を知り、kzのボカロデビュー曲「Packaged」を聴いたことにあると話す。そこから14歳でギターを使用して作曲を開始。学校から帰ってから1曲を書くという日々を繰り返していた。初めて作詞した「未来(あす)」が書かれた中学時代の作詞ノートも公開となった。

 ほかにも18位にwowaka、16位に40mPといったレジェンドと呼べるボカロPがランクインしながら、15位には「グッバイ宣言」で知られるChinozo、12位には中毒的なサウンドが多くのフォロワーを生んでいる柊キライが入る注目のランキングとなった。

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