SixTONES、ファンに送ったビッグサプライズ 「Strawberry Breakfast」MVで誘う夢の世界
5月11日にSixTONESの公式YouTubeチャンネルで「Strawberry Breakfast」のMVが公開された。公開直後からSNSで話題を集め、5月14日現在で動画再生回数は270万回超え、300万回に迫る勢いだ。
「Strawberry Breakfast」は、2月17日発売の4thシングル『僕が僕じゃないみたいだ』初回盤Aのカップリング曲として収録された楽曲で、ときめきとハッピーが詰まったディスコチューン。
2021年5月1日に結成6周年を迎えたSixTONES。4月30日23時45分からカウントダウン生配信を行い、最後に田中樹から「スペシャル月間ということで、色々みなさまにプレゼントしていきますのでそちらもお楽しみに」と伝えた。その予告通り、バラエティ番組への出演にはじまり、所属レーベルであるソニーミュージックが1カ月限定でTwitterアカウント(SixTONES_6thanniv)を立ち上げて連日の楽曲紹介、Instagramでもゲリラ的にライブ配信を行うなど、抱えきれないほどのプレゼントが届いている。
「Strawberry Breakfast」のMVは、ショートフィルムのような始まり。ステージカーテンが開くとそこにはまっすぐに伸びるレッドカーペット。イントロではドレスアップした6人が両サイドから登場、カメラを引き寄せるようにして後ろへと進む。まるでミュージカルのよう。前列の髙地優吾、ジェシー、そして田中樹がはけ、京本大我を中心に向って右に森本慎太郎、左に松村北斗が表情豊かにリズムをとる。松村が指した先には1本の赤いバラを持ったジェシー。
Aメロの歌い出しと同時に、女性を見つけたジェシーは右眉を大きく動かし、脚を高く上げてアピール。バラと共に身体を寄せるるもあっさり振られてしまう。続くは田中。バラを持った右腕を彼女の肩にかけるも、こちらも振り払われてしまう。強引そうにみえるが優しい目をしている。次いで、インナーに白いボウタイシャツが京本らしいコーデ。公衆電話の受話器を置き、マジックのようにバラの花束を差し出すも叶わず……。そこからくるりとカットインしてきたのは髙地。ストライプシャツでキリっとした印象。右手で持つバラに左手を添えて、やや下から捧げるのがなんとも彼らしい。
続いて、陽気なテンションで、女性の肩に腕を回すようにして近づいた森本。左手が肩に触れそうで触れないところが紳士的。そして唯一バラを受け取ってもらえた松村。そのままキスするほどに顔を近づけるも、こっぴどく振られてしまう。口を押えて驚く松村に駆け寄ったジェシー、すると今度はカメラがくるり。メンバーが顔を揃えた。
バチバチにキメたスーツもむなしく、「振られちゃったよ」と言わんばかりの6人が並んでブレックファーストを(もちろん苺つき)。端っこでポテトをモグモグする森本がキュート。そして田中のラップパートへと続く。がらりと雰囲気を変え、6人が揃ってダンス。そしてラストのサビは、レッドカーペットを前進する。
このラスト1分あたりからのシーンは特に魅力的で、6人揃ったときに放つオーラ、無敵感に圧倒される。クールでラグジュアリーなのに、それでいて愛らしい。カッコつけたまま終わってもよさそうだが、ここで終わらないのがSixTONESらしい。後ろに引いていくカメラを、飛び跳ねながらコミカルに追いかける。最後はステージカーテンから、アイドルSixTONESがとびきりの笑顔をみせた。