SixTONES、生配信から伝わる“チームの空気感” イベント盛り沢山なGWを振り返って

SixTONES
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 2021年5月1日にグループ結成6周年を迎えたSixTONES。4月30日23時45分からはYouTube公式チャンネルにて「SixTONES- LIVE配信 - 結成日カウントダウン」と題して、カウントダウン生配信を実施。突然の、それも深夜にも関わらず約17万人が視聴した。これを皮切りにSNSをフル活用した怒涛の更新がいまなお続いている。

 同日に公開された動画「ポテトフライ100gバトル - 俺はポテトを食べたいんだ!!」の最後に生配信を告知するという、タイトルからは想像のつかない展開。刺激的な仕掛けで楽しませてくれるSixTONES。6人組でグループ名「SixTONES」にもSixが入るのに加えて、京本が5月1日の数字をとって「5、1、足したら6になる」と、運命を感じずにはいられない「6」。一般的な節目に加えてアニバーサリーが増えるのは彼ららしい発想ではないか。

SixTONES- LIVE配信 - 結成日カウントダウン

 「結成日カウントダウン」では、「台本」と書かれた台本を手に進行する田中樹。その左隣に森本慎太郎、ジェシー、京本大我、髙地優吾、松村北斗の順に並んで座るメンバー。 なぜ生配信を行うのか、その理由について田中が「分かる人います?」と質問すると、すっと手を挙げた京本が「デビュー!?」とお決まりのボケからスタート。続くジェシーも頬に手を当て、可愛らしい声で「わかんないんだけど……6周年だから!?」と回答。これに田中が「お前はボケたほうがいい!」とツッコんでいく。そんないつものボケとツッコミも、この日ばかりはなんだか特別なものに思えてくる。

 田中が生配信の趣旨を改めて紹介すると、まるですでに日付を超えたかのようにテンションMAXな森本慎太郎や、「(6周年について)5周年、10周年くそくらえってこと?」「あぶねぇ言っちゃった」と“らしさ”全開なボケをかます松村に続いて、ピンマイクで遊びだすジェシーと京本。「特殊部隊じゃないんだから」とツッコミを入れる髙地の左隣からは、「こちらも順調です」と松村が京本のボケに乗っかる。さらに続ける京本に、今度は森本が前に出てきて「いえぃ!!」。約10分の間に、どんどん軌道を外れていくハラハラ展開も健在。これぞSixTONESの生配信。

 カウントダウン3分前ほどで田中が仕切り直し。「俺らだけのめでたいことじゃないんですよ。いままで一緒に歩んできた、別に、昨日僕たちのファンになった人もそうですし、一緒にいるスタッフやマネージャーも全員そう。全員でチームSixTONESですから。全員にとってめでたいこと」と、両手を広げて迎えてくれるような、彼ららしいスタンスで6周年を迎えた。

 わちゃわちゃあり、ハラハラあり、声に出して笑うほどの爆笑展開。そんなSixTONESだが、ファンから寄せられたメッセージを踏まえたトークや、6周年を迎えた心境もしっかり語る。自由気ままに発言しているようでいて、ファンや周囲への感謝を忘れない姿勢も垣間見えた。相変わらずジェットコースターのように、感情が揺さぶられる濃い時間だった。

 まっすぐな気持ちを自分の言葉で、それも生配信で伝えるメンバー。その姿勢だけでも心を打たれるのだが、言葉の端々やカメラをみつめる瞳からは、彼らの気持ち、将来を見据えた情熱のようなものが伝わってきた。当日にメンバー全員が揃い、収録ではなく生配信を選んだ。彼らだけでは実現しないことだけに、いかに周囲が積極的に一丸となって進んでいるのか、チームの空気感が伝わってきた。

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