櫻坂46 大園玲、パフォーマンス面でも大きな成長へ 『FNS歌謡祭』で掴んだ表現力

 この助言がダイレクトに効いたことで、彼女の表情についての探究心がより一層深くなったと感じる。自分の中の実感と他人からの評価が一致したことで、「こういうことか」と掴んだという大園は、その後のテレビ披露で飛躍的に良い表情を見せていった。年が明けて、2021年のライブパフォーマンスでの抱負を「目で表現」と語る。 「目で表現して一瞬で惹きつけてしまおうと思います」(※1)

 彼女が目標に掲げる通り、大園の目には人を惹きつける力を感じる。最近では、同期の守屋麗奈も「私は玲ちゃんの“目で表現”する感じがすごい好きで」とメンバーからも絶賛の様子だ。(※2)バラエティで活躍している大園だが、すでにパフォーマンス面でも大きな成長を遂げているようだ。

 櫻坂46は欅坂46時代からダンスについてストイックな面がある。激しい振り付けを全力で踊り、時には髪で表情が隠れるほど全身全霊で表現するのが魅力の一つ。ファン側の目も肥えていて、微妙な表情の変化や振り付けなどにも注目している。なので、彼女のこうした”磨いていく”姿勢はグループに良い刺激を与えるだろう。向上心を持った若手メンバーの活躍は、グループのパフォーマンスのクオリティを底上げするはずだ。

<参照>
(※1)https://twitter.com/kh_unisonair/status/1347490731871543298
(※2)https://twitter.com/kh_unisonair/status/1379735704528429060

■荻原 梓
J-POPメインの音楽系フリーライター。クイックジャパン・リアルサウンド・ライブドアニュース・オトトイ・ケティックなどで記事を執筆。
Twitter(@az_ogi/https://twitter.com/az_ogi)

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