櫻坂46 大園玲、パフォーマンス面でも大きな成長へ 『FNS歌謡祭』で掴んだ表現力

櫻坂46『BAN』(TYPE-C)

 2ndシングル『BAN』が先週発売され、各局の音楽番組での披露が続いている櫻坂46。センターの森田ひかるを中心に、選抜メンバーたちのダンスに対する高いモチベーションが毎回伝わってくる。また、パフォーマンスするごとに振り付けや表情が変化するのも同グループの持ち味の一つ。同じことの繰り返しのようで、細部に目を向けると微妙な違いを確認できるためどの番組も見逃せない。そこで今回は、近頃パフォーマンスを磨く上で“終わりがない”と感じ始めたという新2期生・大園玲のパフォーマンス面にフォーカスしてみたい。

『FNS歌謡祭』で掴んだ表現力

 4月18日に誕生日を迎えた大園玲。大園は、バラエティで見せるメモ芸や個人ブログなどで見せる独特の文章センスが人気のメンバーだ。どこかミステリアスな雰囲気を持ちながらも、包容力のある温かいコメントでファンの心を掴んでいる。新2期生の中ではいち早く表題曲の選抜入りを果たし、最新シングルではフォーメーションの中でもステージ上で目立ちやすい重要なポジションの一つである“端”で存在感を発揮している。『BAN』に収録されている特典映像「SAKURA BANASHI 〜いま、話したいこと〜」では、山﨑天と対談し、お互いの印象から自然とパフォーマンスの話へと発展していた。そこで印象的だったのが、大園が山﨑に対してずっと伝えたかったことを明かしている場面だ。

 それが昨年末の『2020 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)でのことだという。それまで表現について思うように出来ず悩んでいた大園は、その日はようやく上手く出来た実感があったのだとか。すると放送後に山﨑がやってきて「今日のゾノ(大園)いつもと違ったね」と一言声をかけてあげたという。2人のパフォーマンスに対する意識の高さと、メンバー同士をよく見ていることが分かるエピソードだ。この時の話は『BRODY 2021年4月号』のインタビューに詳細が掲載されていて、事前にダンサーと相談したことが生かされたと話している。

ダンサーさんに、「どうやったらいい表情って出るんですか」って相談したら、「『どうやったらいいんだろう』っていうのも出ちゃうんじゃない?」って言われて、「うわ、なるほど」って思いました。それからは、ちゃんと考えてはいるんですけど、感じたままやろうと思って