香取慎吾と山本耕史、打ち上げの新しいカタチ 『ビズビズパフェ』で見せた2人の前向きな姿勢
香取慎吾がYouTubeチャンネルにて新コーナー『ビズビズパフェ』を更新。前編『【香取慎吾×山本耕史】ドラマ“アノニマス“の2人打ち上げ!』、後編『【香取慎吾×山本耕史】出会っておよそ20年、今だからこそ語れるあの時のエピソード!』の2本構成でファンを楽しませた。
『ビズビズパフェ』とは、香取自らが『しんごちんからこのYouTubeについてお知らせがあります。』と題した動画内にて、打ち合わせ段階から視聴者に共有していた新コーナー。コーナータイトルからロゴ、BGM、挿し込み映像、初回のゲストは親友・山本耕史……と直感的に決まっていく。その企画する様子そのものが1つのエンターテインメントとして成立してしまうところが、エンタメの世界を遊び場として活躍してきた香取の手腕を感じさせる動画だ。
そして始まった『ビズビズパフェ』。オンラインのシステムで繋がった香取と山本が会話を繰り広げる様子は、このコロナ禍においてすっかりおなじみになったリモートコミュニケーションの風景。だが、実はこの2人が同じ空間にいるのが、ちょっとしたサプライズになっている。遠くにいても繋がることができるオンラインシステムは、逆に近くにいても活用次第では面白いツールになるということを、改めて気づかせてくれる。
動画内では、2人が共演したドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人“対策室~』(テレビ東京系)の打ち上げについても言及。これまで彼らが出演してきたドラマは、打ち上げまでが1つの作品づくりのような感覚であったというが、新型コロナウイルスの影響でその流れもすっかり断ち切られてしまった。
「“打ち上げやれるかな? やれないよね?”っていう会話すらなかったのが寂しい」と香取。山本も打ち上げは、現場ではなかなか知ることができないスタッフや共演者の人となりに触れることができる貴重な場だったと振り返る。撮影現場では作業のしやすい格好で汗を流してきたスタッフが、打ち上げの場では個性を感じられるスタイルで参加している姿が楽しかったというのも、ファッション好きな香取らしい視点だ。
2人がこれほど仲よくなったのも、2004年に放送されたNHK大河ドラマ『新選組!』での出会い、そして打ち上げがあったからだろう。当時の打ち上げは、同じく共演した山口智充がわざわざ1次会の時間にリハーサルを行ない、2次会で1時間あまりのモノマネ&弾き語りショーで盛り上げるほどの力の入れようだったという。
あまりの盛り上がりで、香取が中村勘九郎、浅利陽介とそのまま始発の地下鉄に乗ったというエピソードも語られる。20年越しに語られる思い出を、山本と同時に知ることができるのも感慨深い。