JO1、『トレスギ JO1』放送前におさえておきたい 各メンバーパフォーマンス解説
鶴房汐恩
チワズリー(見た目はチワワ、ガタイは熊)と本人が言うように、キュートな見た目とは裏腹にパワフルなラップとダンスが特徴の鶴房汐恩。低音ボイスのクールなラップは、JO1の楽曲において大きな存在感を放っている。と思いきや、ボーカルとなると繊細な癒し系の歌声の持ち主というギャップにもやられる。普段は仲良しの木全らとわちゃわちゃはしゃいでいる姿が度々見られる。カメラが回っていないところでも「金城碧海です!」と挨拶をしてスタッフ陣を笑わせたりなど、おふざけ全開な姿が愛らしい。家族、メンバー、そしてJAM想いな優しさあふれるJO1のやんちゃBOYだ。
豆原一成
『JO1|ATELIER』では肩出し衣装を身に纏い、色気ダダ漏れのダンスを披露した豆原一成。最近の豆原には軽率に“豆ちゃん”などと呼べないような風格を感じる。ダンスの実力はもちろん、どんな楽曲でも安定感のある落ち着いた歌声も魅力。さらに映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』では映画初出演も果たし、あらゆるジャンルで才能を発揮している。しかし、普段はお兄ちゃんたちが大好きな、愛され弟キャラ全開。まだ10代のあどけなさが残るかわいらしい笑顔で周囲を癒してくれる。高校を卒業したての18歳とは思えない、頼もしい末っ子の快進撃は止まらない。
與那城奨
リーダー・與那城奨はJO1のメインボーカルの一人。河野が力強く印象的なボーカルだとすれば、與那城はそんな河野の声を優しく包み込む歌声が特徴。『JO1|ATELIER』での與那城と河野の「My Friends」では、声質はまるで違うのに決してぶつかり合うこともなく、綺麗に重なり見事に調和されていた。また、リーダーとしてメンバーを優しく見守りまとめ上げる力や、周囲への気配りや観察力にはいつも感心する。彼を頼りにしているのはメンバーだけでなく我々ライター陣も。取材中には、「絶対に良いコメントを言ってくれるだろう」という安心感があり、そして毎回その期待に応えてくれるので、本当に助かっている。與那城がいるからこそ、鶴房や佐藤らが安心してのびのびとしていられるのだろうとも思うし、まさに理想のリーダーだ。
こうして執筆してみると、改めて11人全員が個性豊かで、バランスのとれたグループだなと思う。『トレスギ JO1』ではどんな姿を見せてくれるのだろうか。放送をワクワクしながら待っていよう。
■紺野真利子
エンタメ系ライター。JO1やジャニーズグループのインタビュー記事を中心に、雑誌『CHEER』『週刊TVガイド』などで執筆。
Twitter(@mariri_901820)