N.Flying キム・ジェヒョン、ASTRO チャ・ウヌ、SF9 チャニ……演技でも注目したいK-POPメンバー
子役からの演技力に定評のあるカン・チャニ(チャニ / SF9)
日本でもリメイクされた韓国ドラマ『シグナル』。このドラマにイ・ジェフンが演じる主役パク・ヘヨンの兄で心優しい青年、パク・ソヌとして出演したのが、カン・チャニだ。彼は現在、N.Flyingと同じ事務所FNCエンターテインメントの9人組グループSF9のメンバー・チャニとして活動するアイドルでもある。
実は、彼の俳優歴は非常に長い。今回紹介する3人の中でも一番の芸歴があるのではないだろうか。チャニは9歳のころに子役としてデビューを果たし、『私の心が聞こえる?』、『女王の教室』など数多くのドラマに出演してきたからだ。韓国では知名度の高い存在で、実際、SF9のデビュー前に放映されたデビューサバイバル番組『d.o.b』では、すでに彼の名前のボードを持ったファンの様子が写されている。
SF9としてデビューを果たした後も、韓国で話題になったドラマ『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』に優等生ファン・ウジュ役で出演し、人気が再燃したことも記憶に新しい。もちろん子役の頃と比べると大人になったチャニだが、当時からの“弟”のような愛らしさは残っている。しかし、彼も20代に突入した。どのような大人の演技を見せてくれるのかに注目したい。
演技ができるアイドルたちの活躍に期待
今回紹介した3人の他にも注目したい演技ドルは多くいる。チャニと同じSF9に所属するロウンは2019年には『MBC演技大賞』で新人賞を受賞し、今年は主演ドラマ『先輩、その口紅塗らないで』で女優ウォン・ジナに恋する年下男子を演じた。“彫刻男子”という異名を持つロウンの俳優としての活躍も楽しみなところだ。また、最近JYPエンターテインメントからの移籍で話題になったGOT7のジニョンも演技ドルとして頭角を表している。Mnet JAPANでも放映されたドラマ『花様年華』では、主人公の大学生時代を演じ、その瑞々しい演技が素晴らしかった。
アイドルとして活躍しながらも俳優として頭角を表してくる演技ドルたち。先入観は捨てて、演技者としての彼らの活躍に期待してほしい。
※1:https://realsound.jp/2019/06/post-376090.html
■西門香央里
東京在住のフォトライター。K-POP、韓国トレンド、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心にWebメディアなどで活動中。年3~4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。いつまでも年齢不詳でありたい通年おかっぱの人。座右の銘は「努力は裏切らない」。
寄稿媒体:いまトピ、エキサイト、TABIZINE、SHELBEE…等
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