SixTONES 髙地優吾、頼りたくなる初代リーダー バラエティ歴10年超で培った独自のポジション

 さて、この一年、SNSでは時折「メンタルサポーター髙地」として髙地を頼る声が寄せられた。SixTONESのYouTubeチャンネルで公開中の『SixTONES - Pass the audition!?-ムチャぶりオーディション』の中で、髙地が放ったセリフに端を発したようだ。心を揺さぶられる度に叫ばれる「メンタルサポーター髙地」。SixTONESのファンに限らず使われているのも親しみやすさゆえ。頼りたくなる存在なのだ。

SixTONES - Pass the audition!?-ムチャぶりオーディション

 ジェシーと共にグループ結成を直談判したり、一時は辞めようと悩んだ京本大我に、メンバーの気持ち伝えたり。田中樹のグループのために奮闘する姿を讃え、森本慎太郎には「取返しのつかない生放送以外ではノビノビやって欲しい」と見守る。前ユニットから一緒の松村北斗とは“一生一緒”の約束をーー。SixTONESのために、という熱もあるが、冷静さも併せ持つ。スムーズにはいかなかったJr.時代に、欠かせない存在だったのではないか。「Youはいるだけでいんだよ」ジャニー喜多川氏からいわれたという言葉の意味が、理解できた気がする。初代リーダーに満場一致で選出されたのには、実はこんな背景も関係しているのではないだろうか。

 髙地は会員向けの有料ブログで、必ず仕事や学業に勤しむ人に向けて労いの言葉を綴っている。そして献立提供として食べたいもののリクエストを欠かさない。なかなか思いつくことができない、痒い所に手が届くポイントをついてくるのが髙地らしい。

 今日の献立からメンタルサポートまで。親しみやすさとこれまでに培ってきたバラエティ力を発揮して、SixTONESとして迎える2年目の活躍が楽しみだ。 

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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