嵐、活動休止後に示されたメンバーそれぞれが歩む道 出演番組などから確かめる、変わらない5人の絆

休止中でもファンに寄り添う、嵐という存在

 一方、表舞台の仕事は休止している大野智だが、大阪で行われている作品展『FREESTYLE 2020 SATOSHI OHNO EXHIBITION IN OSAKA』は盛り上がりを見せている(2月28日まで開催予定)。会場となっているグランフロント大阪のナレッジキャピタル イベントラボには、抽選で当選したファンが、感染予防対策が徹底された会場にて大野の創り出す世界観に浸っている。展覧会に訪れたファンの中には年末の『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』や今回の作品展のグッズを身につけた人も多く、大野の生み出した作品が醸す世界観に浸り、密集しないよう譲り合いながら丁寧に観覧している姿が印象的だった。

 グループとしての活動休止を受け、Johnny's netには嵐のサイトとは別に5人それぞれの個人サイトが開設され、個人での活動の予定が掲載されている。さらに、2019年12月31日から全世界で独占配信が開始された『ARASHI’s Diary -Voyage-』(Netflix)の最終エピソードとなる第24話の配信が2月28日に決定した。コロナ禍の厳しい状況にあってもファンファーストで歩んできた5人の旅路のフィナーレとなった生配信ライブ『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』に向かう5人が見た景色とはーー活動は休止していても、常にファンに寄り添いながら幸せを届け続けてくれる嵐に、改めてありがとうの言葉を贈りたい。

■北村由起
ライター・エディター。出版社勤務、情報誌編集長を経てフリーに。情報誌、webマガジン、ムック等を中心に執筆。ジャニーズウオッチャー。

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