NiziU RIO×MAYA、憑依型のダンスと表現力が強みの“お姉さんコンビ” パフォーマンスと努力の姿勢でグループを牽引

 RIOとMAYA、そしてMAKOの年長組は常に高いパフォーマンス力と努力の姿勢で年下のメンバーを引っ張っていってくれた。特に韓国合宿のチームミッションで3人が“Mr.お姉さん”として披露した「SWING BABY」(J.Y. Park)は、RIOとMAYAの魅力が凝縮されたパフォーマンスだ。RIOの安定したダンス、MAYAはまるで何かの人物を演じているかのような表現力を発揮。もはやこの時点で彼女たちは候補生ではなく、プロとして1つのステージを仕上げていた。『NiziU 9 Nizi Stories』第3話(MAYA編)において、MAYA自身も一番心に残っているパフォーマンスとして挙げ、「(3人での練習期間が)私の中では一番幸せな1カ月間だった」と語っている。

 きっと年長組としてのプレッシャーも分かち合える間柄なのだろう。MAYAは同番組の第4話(RIO編)で、「ファイナルステージですごく悩みを抱えていた時にRIOが相談にのってくれてすごく泣いたよね。一番心を打ち明けられる存在だなってその時にすごい感じた」と振り返り、RIOもまたMAYAを一番仲の良いメンバーとして挙げて、好みも似ていることやプライベートの計画も一緒に立てていることを明かしている。

 そんな二人は度々一緒に過ごす場面があり、『We NiziU!~We need U !~』ではメンバーのために食事を作っていたり、YoutTubeに投稿された「[NiziU LOG] #1 SUMMER Vlog」では図らずも双子コーデになってしまったRIOとMAYAの姿が映し出されるなど、相思相愛の“リオマヤ”。年長組の二人が絆を深めるたびに年下のメンバーがのびのびと成長してくれるのではないかと期待している。

■苫とり子
フリーライター/1995年、岡山県出身。中学・高校と芸能事務所で演劇・歌のレッスンを受けていた。現在はエンタメ全般のコラムやイベントのレポートやインタビュー記事を執筆している。Twitter:@bonoborico

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