声優 杉田智和、『銀魂』坂田銀時などを演じる裏には意外な一面が キャラクターと共に愛される本質に迫る

銀魂
映画『銀魂 THE FINAL』オリジナル・サウンドトラック(通常盤)

 1月8日に公開された映画『銀魂 THE FINAL』が、19日までの累計で観客動員60万人、興収8億円を突破し好調だ。2006年から2018年まで四期にわたって放映されたアニメシリーズの、真の最終回となる本作。そんな原作マンガとともに、長きにわたり愛されてきたアニメで座長を務めあげたのが声優の杉田智和だ。

 杉田といえば、代表作は先に挙げた『銀魂』の坂田銀時、そして『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョンだろう。この2作はともに2006年に開始し、杉田の知名度を一気に上げることとなる。以降、『ジョジョの奇妙な冒険』のジョセフ・ジョースターなど、ひとクセあるキャラクターを演じてその地位を確立してきた。

 杉田は独特の渋みのある低音ボイスで、一言喋れば誰が演じているかわかるタイプの声の持ち主だ。落ち着いた声音の淡々とした喋り口から一気にギアを上げて緩急をつける演技は、ギャグシーンで特に映える。坂田銀時、キョンはもちろん、『男子高校生の日常』(テレビ東京系)のヒデノリや『荒川アンダーザブリッジ』(テレビ東京ほか)の星などでも唯一無二の存在感を発揮した。

映画『銀魂 THE FINAL』15秒予告(最後編)

 そして、コミカルな表現が得意だからこそ、見せ場での決め台詞がより一層のギャップを生み、心を掴んでくるのもずるいところだ。『ハチミツとクローバー』(フジテレビ系)の真山巧や『ヲタクに恋は難しい』(フジテレビほか)の樺倉太郎などでは、情感あふれるイケボも堪能できる。

TVアニメ『ヲタクに恋は難しい』放送直前PV OPver.

 アーティストデビューはしていないためキャラクターソングがメインだが、その個性は歌でも発揮されている。単純に歌唱するというよりも、キャラクター性を活かし、クセを押し出して語りを音に乗せるような歌い方が抜群に上手く、一度聴くと頭から離れなくなるような中毒性がある。キョンとして歌唱したキャラソン「ホモ・サピエンス・ラプソディ」などを聴いていただければきっとわかるはずだ。

キョン (CV.杉田智和) – ホモ・サピエンス・ラプソディ

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