Travis Japan、“ジャニーズ随一のダンス”を武器にさらなる飛躍へ 『RIDE ON TIME』第2弾放送を機に考える昨今の活躍

 2018年から放送されている、連続ドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)。ジャニーズメンバーたちに密着し、普段は見えない彼らの裏側も垣間見ることができる、貴重な番組だ。そんな同番組で、1月22日から4週に渡ってジャニーズJr.内グループのTravis Japanが特集される。Travis Japanの主演舞台『虎者 NINJAPAN 2020』の様子も放送される今回の特集は、視聴者の要望から放送が決定したという。

 Travis Japanが同番組で初めて取り上げられたのは、2019年11月22日の放送だ。その時も『虎者 NINJAPAN』の稽古の様子が放送されていたが、先輩である屋良朝幸やダンスそのものとの向き合い方にフォーカスされており、メンバー一人ひとりの細かな部分まではフォーカスされていなかった。その分、自ずと今回の放送に期待が高まる。

 そもそも、Travis Japanたちは舞台やコンサートで活躍することが多かった。様々なところで語り尽くされているが、ダンスが彼らの武器。その武器を持って先輩グループたちの公演やコンサートに華を添えているグループだ。ジャニーズでは様々なジャンルのダンスが取り入れられているが、「歌って踊るアイドル」という形が根底にあるため、どちらかというと「振り」という要素が強いことが少なくない。だが、Travis Japanはダンサーが踊るようなダンスを見せることができるメンバーが揃っている。もちろん、ジャニーズの中にはダンスが得意なメンバーが多数いるが、7人全員でそれをやってみせるというのがTravis Japanの強みであるように思う。

 そんな彼らは2020年、活躍の幅を一気に広げてきた。まず、テレビ出演が格段に増えた。2020年3月には「銀のさら」20周年アンバサダーに就任し、テレビCMに登場。2月7日には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に初めて単独出演を果たした。メンバーの川島如恵留は高学歴ジャニーズとして様々なクイズ番組に出演。宮近海斗は『特捜9 season3』、中村海人は『ハケンの品格』第2シリーズ、松田元太は『監察医 朝顔』第2シリーズ(フジテレビ系)に出演し、俳優としても活躍を見せるメンバーも増えてきている。

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