NiziU RIKU×MAYUKA、共通点の多い仲良しコンビ 互いに影響し合い、グループを明るく照らす“リクマユ”
NiziUの新曲「Take a picture」が起用されたコカ・コーラ新TVCM『この瞬間が、私。』篇が全国で放送されている。楽曲とともにダンスを披露したり、コーラ片手にメンバー同士ではしゃいだりと、彼女たちの飾らない姿を堪能できるCMだ。
2019年に始動したソニー・ミュージックとJYPエンターテインメントの合同オーディションプロジェクト『Nizi Project』から選ばれた9人で、昨年12月2日にデビューを果たしたNiziU。2019年の7月~8月にかけて行われた地域予選からまだ2年も経っていないが、その短い間に彼女たちは進化を続けてきた。
とりわけ、同年代で共に関西出身のメンバー・RIKUとMAYUKAの変化には目を見張るものがある。元々ポテンシャルも高く、恵まれた容姿を持つ2人だが、時を追うごとにどんどん垢抜け、ファンを虜にしているようだ。
2人はどちらも大阪で開催された地域予選に参加。RIKUは“リス”と称される小動物のような可愛らしい見た目からは想像もつかない力強い空手を披露し、J.Y. Parkを驚かせた。JYPの練習生だったMAKOやRIMA、MIIHIをはじめ、『Nizi Project』の東京合宿に進んだメンバーはそのほとんどがダンスや歌のレッスン経験がある中で、RIKUはまったくの未経験。そのため地域予選では独学で学んだダンスを披露し、やはりJ.Y. Parkからは「動きと動きの間にグルーヴがない」「関節の使い方がわかっていない」などプロから見た指摘を受けてしまった。ただ、一転して東京合宿ではダンス・歌・スター性評価のいずれも平均以上の順位を獲得していた印象だ。
MAYUKAの場合、地域予選の模様は『Nizi Project Part1』(Hulu)で放送されなかったが、彼女はNiziUの中で唯一保留合格からデビューを決めたメンバー。東京合宿でもあまりピックアップされることなく、韓国行きのメンバーを決める最後の“SHOWCASE”を迎えた。ここではじめてJ.Y. Parkの目にとまり、一気に3つのキューブを獲得したことで視聴者からも注目が集まる。
そんな2人の才能が開花したのは韓国合宿と言えるだろう。RIKUは韓国合宿一発目の個人レベルテストで披露した「Who’s your mama?」(J.Y. Park)で曲のイメージである“遊び人”感を見事に表現し、MAYUKAはチームバトル「Heartbeat」(2PM)でラップという自分の武器を見つける。他のメンバーのようにJ.Y. Parkの評価が最初から高かったわけではないが、RIKUもMAYUKAも内に秘めた情熱を持ち続け、最後まで夢を諦めなかった。