『LIVE×ONLINE COUNTDOWN 2020→2021 “RISING SUN TO THE WORLD”』

EXILE TRIBE総勢48名出演の『LIVE×ONLINE COUNTDOWN』 LDHエンタテインメント復活の狼煙を上げた2021年のキックオフ

 2020年最後のライブを飾るのは、これまで築きあげてきた歴史と意志を継承し続けながら、14人体制となって時代とともに進化した、新生EXILE。1曲目の「Heads or Tails」から一気にボルテージを上げて、盛り上げていく。「24karats STAY GOLD」「24karats TRIBE OF GOLD」「24karats GOLD OF SOUL」をメドレーで激しくパフォーマンスすると、「DANCE INTO FANTASY」「I Wish For You」「WON'T BE LONG」「PARTY ALL NIGHT ~STAR OF WISH~」「Joy-ride 〜歓喜のドライブ〜」と、ファンとともに盛り上がれる楽曲を立て続けに披露。EXILE TAKAHIROの「2020年も残りわずか、最高の思い出を作っていきましょう!」、EXILE SHOKICHI「ひとつになりましょう!」という掛け声とともに、「LOVE OF HISTORY」をパフォーマンスし、ライブは終了した。

 ここで2020年最後のライブは終わらず、EXILEのオリジナルメンバーである松本利夫、EXILE MAKIDAI、EXILE ÜSAも参加し、「Choo Choo TRAIN」をパフォーマンス。後半からはここまでライブを披露してきた全グループも参加し、総勢48名という大所帯となり、この日限りの貴重なパフォーマンスを見ることができた。続く「Ki・mi・ni・mu・chu」では、LDHが宝酒造、ローソンと共同開発したレモンサワー“LEMON SOUR SQUAD from NAKAMEGURO”を片手に、グループの垣根を越えて楽しんでパフォーマンスする姿を見せた。

 スペシャルコラボとなったパフォーマンスについて、松本利夫は「2019年に引き続き、みんなとパフォーマンスをすることができて本当に幸せに思います!」、EXILE ÜSAは「司会者として間近でみんなのパフォーマンスを見てめちゃくちゃパワーをもらっていたので、2020年最後にみんなでパフォーマンスを届けることができて本当に幸せです!」、EXILE MAKIDAIは「EXILE TRIBEの勇姿を生で感じさせていただいて、『LIVE×ONLINE』で繋がった皆さんと最高のカウントダウンライブになっていると思います!」と、それぞれコメントした。

 EXILE SHOKICHIは、ここまでのライブを振り返って「2020年は大変なことがあったので、少しでも最後はみんな笑顔でハッピーに終われたらいいな。孤独や悲しみ、寂しさ、切なさ......いろいろなものを“元気”や“幸せ”で塗り替えられたらいいな、という想いでパフォーマンスさせていただきました!」と明かした。また、EXILE TAKAHIROは「EXILEに加入させていただいた一員として、これまでのEXILEの歴史を重んじながら、EXILEの名に恥じないように活動していければと思いますし、これからもEXILEを輝かせていきたいと思っています!」と語った。

 1月28日からスタートするドームツアーについて、EXILEのパフォーマー・黒木啓司は「2020年は、“PERFECT YEAR”と題してライブをやらせていただいて良いスタートが切れたんですけど、コロナ禍で各グループがファンの皆さんに会えていないので、2021年は全国の皆さんに会えるように願っています。LDHのエンタテインメントを1から構築して、“日本を元気に”をテーマにファンの皆さんと一緒に元気にパフォーマンスしていけたらと思います!」と述べた。

 俳優としても活躍する三代目JSBのパフォーマー・岩田剛典が、「今後演じてみたい役は?」と聞かれると「最近、ダンス映画を見かけなくなったので、せっかくEXILE TRIBEにはたくさんパフォーマーがいてすごいパフォーマンスができると思うので、そういう映画を作ってみたいと思います!」と答え、パフォーマーが賛同するように拍手をした。

 これまでに開催された『LIVE×ONLINE』について、EXILEのパフォーマー・橘ケンチは「僕らにとっても『LIVE×ONLINE』は初めてでワクワクドキドキしながらやった公演。良いコメントや応援をいただいてパワーになりましたし、新たな未来を目指していきたいなと思いました」と述べた。

 最後に、EXILE TRIBEを代表してEXILE AKIRAが「このような形でたくさんの方々と繋がれることを感謝しています。2021年こそ、LDHのエンタテインメント完全復活ということで、“日本を元気に”をテーマに一丸となってお届けして参りますので、よろしくお願いします!」と、ドームツアーへの意気込みを語った。

 日付が変わる10秒前から全員でカウントダウンし、新年を迎えて2021年1発目となるライブは、1月1日にリリースされるEXILE TRIBEのニューシングル『RISING SUN TO THE WORLD』に収録されている「Risng Sun」の意志を受け継いだ楽曲を各グループがパフォーマンスしていく。三代目JSB「RISING SOUL」は、パフォーマー・ELLYが振付を担当し、キレのある高速クラブステップが話題となっている楽曲だ。

 GENERATIONS from EXILE TRIBE(以下、GENERATIONS)、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZの4グループからなるJr.EXILEは、GENERATIONSが『NHK紅白歌合戦』出場により当日不在だったため、VTRで「WAY TO THE GLORY」をパフォーマンスした。EXILEの遺伝子を受け継ぐグループたちのユニットとあって、これまでのEXILEを彷彿とさせるような楽曲に仕上がっている。

 EXILE SHOKICHIのドラムとEXILE NESMITHのギターから始まるEXILE「RED PHOENIX」は、新生EXILEとなって初となる楽曲だ。「Rising Sun」の振付を盛り込みつつ、作詞をEXILE TAKAHIROとEXILE SHOKICHI、作曲をEXILE SHOKICHI、パフォーマー・白濱亜嵐が担当し、EXILEの新たな歴史を刻むような1曲になっている。

 そして「日本を元気に」というEXILE TRIBEからのメッセージをバックに、「Rising Sun」をパフォーマンス。THE RAMPAGEとともに披露したかと思えば、三代目JSB、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZと続々各グループが加わっていき、最後には全グループでパフォーマンス。ドームツアーへと繋がるオンラインライブとなった。

 「本当にありがとうございました。また会いましょう。最高の1年になりますように!」というEXILE TAKAHIROのコメントで約3時間半に渡るライブが終了した。

 2020年の活動を各グループが振り返るようなパフォーマンスから、新年を迎え新たなテーマ「RISING SUN TO THE WORLD」を掲げ、LDHエンタテインメントの復活へ向けての想い、意気込みが感じられるアツいパフォーマンスまで、アーティストの気持ちを強く感じられるライブとなり、ドームツアーへの期待がますます高められた。

■ライブ情報
『EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021 “RISING SUN TO THE WORLD”』
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