三代目JSB『LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER』に登場 EXILE SHOKICHI&後輩たちも駆けつけたクリスマスライブに

三代目JSB、サプライズ尽くしのクリスマスライブ

 トークが終わった後は、このライブのスペシャル企画である「D.LEAGUE」とのダンスコラボ。「D.LEAGUE」は来年1月に開幕する日本発のプロダンスリーグ。所属する9チームがパフォーマンスを披露し、世界的に活躍するパフォーマー4名による審査と視聴者投票の合計点で競うアートとスポーツの融合だ。今夜は3チームが集結し、avex ROYALBRATSはNAOTO、FULLCAST RAISERZは直己と岩田、SEPTENI RAPTURESは山下と組み、息の合ったダンスを披露した。

 さらなるサプライズ企画として、別ステージからEXILE SHOKICHIが登場。SHOKICHIとCrazyBoy(ELLY)がタッグを組むKING&KINGのパフォーマンスが行われた。KING&KINGは「D.LEAGUE」のアンバサダーも務めており、「D.LEAGUE 20-21」テーマソングとして書き下ろした楽曲「GET IT ON」をここで初披露。「D.LEAGUE」のダンサーたちも垣根を越え、同じステージ上でパフォーマンスを行い、この一夜にしか見られない豪華なコラボとなった。続くKING&KINGの「Fly Like a Dragon」では、ハイトーンのボーカリスト SHOKICHIが見せるラップやCrazyBoyのグルーヴに乗せたパフォーマンスが目を引く。バックスクリーンでは怪しげな炎が生き物のように蠢き、KING&KINGの世界観に引き込んだ。

 怪しい炎が暖炉の炎へと差し変わり、ロマンチックなバラード曲「君となら」を披露。映像はVRのような主観目線に変わり、まるでメンバーと目の前でダンスを踊っているような演出がなされた。NAOTOは手を握り強引に引き寄せ頬を撫で、岩田は優しい笑顔で頭ぽんぽん、山下は振り向きざまに優しく撫でる。登坂は流し目を送りながら歌い上げ、ELLYは胸元がはだけたシャツ姿で女性ダンサーとの絡みを見せた。直己はひざまずいて一輪のバラを差し出し、今市は包み込むような優しい視線で見つめ手を取った。終始ゆったりとしたセクシーなパフォーマンスでクリスマスらしい特別感を演出した。

 ジャズ風の生ピアノ伴奏で始まった「Always」では、暖炉とソファのステージに移り、たくさんのキャンドルに囲まれながら今市と登坂が〈瞳 閉じて.../愛を感じて...〉という歌詞の通り、ソファに腰掛けて目を閉じ、大人っぽく歌い上げる。続く雪をテーマにした楽曲「スノードーム」ではステージにも雪が舞った。

 トークパートへ切り替わると、NAOTOは「『Always』と『スノードーム』、いい曲だね」と余韻に浸っていた。そんな中、J-1グランプリの結果発表へ。赤いカーテンから呼び出した後輩が現れなかった場合は、罰ゲームとして座っている椅子に電流が流れる仕掛けだ。登坂は「スノードームは将康に届けと思いながら歌った」と明かし、八木の到着を祈る。

 まずは山下が呼び出した、GENERATIONS亜嵐。カーテンが開くもそこには誰もおらず、電流の衝撃で椅子から転げ落ちる山下。「亜嵐来いや~」と悔しがった。クリエイティブユニットPKCZ®に加入したばかりということもあり、楽曲制作の追い込み中という理由で来られなかったようだ。

 岩田が呼びかけたTHE RAMPAGE藤原も来られず。「なんでいないんだよ、樹!」と悔しそうな岩田だったが、取材中だったという理由には仕方ないと納得した。

 そんな中、今市が呼んだFANTASTICS 大樹が登場。「大樹、愛してるわ」と迎える今市に、「こんな感じでステージに上がるとは思わなかった」と恐縮しながらも「僕のフットワークは窒素ぐらい軽いんで」と笑う大樹。今市との仲を尋ねられると「今市さん、僕のこと好きなんだろうなと思っていた」と言い、それに対して今市は「こう言うところも好き」とニコニコ。26日に行われるFANTASTICSの告知を行い、私服のまま去っていった。

 直己が呼んだのも同じくFANTASTICSの慧人。カーテンが開くと、私服の大きな帽子を被った慧人が登場し、思わずエアハグをする直己。「皆さんこれが慧人です」と誇らしげな様子。どれぐらい親交があるのか聞かれた慧人は、プライベートで直己宅へ遊びに行くことを告白し、「俺らも行ったことないのに」と驚くメンバー。洋服が欲しいと言う慧人に「頭からつま先まで買ってやる」と直己。慧人は帽子を取り、深々と一礼をして帰って行った。

 ELLYが「いるよな、いるよな」と心配そうにカーテンを開けると、DOBERMAN INFINITYのSWAYが満面の笑顔で登場し、「ナイス!」と喜びのシャウト。SWAY は、自身がラップで参加する三代目JSBの「S.A.K.U.R.A.」のパフォーマンスがあるのかと聞くも、すかさずELLYに「ないのよ~」と言われ、あっという間に帰らされてしまった。

 続いて、GENERATIONS 佐野はカーテンの向こうにはおらず、電流を食らってしまうNAOTO。ところがその直後、ステージまで自転車で乗り込んできた佐野が、サンダル、メガネ、パーカー、はんてんという完全なる部屋着スタイルで駆けつけた。「もう風呂入って、寝る支度して、オンラインライブ見たら寝ようとしていたところ」と言いながらも、「差し入れ買ってきました」とEXILEメンバー監修の「LEMON SOUR SQUAD」をビニール袋から取り出し笑いを誘った。27日配信のGENERATIONSのライブでは「冬にぴったりのバラードだけのライブになっています」と告知し、帰って行った。

 最後は登坂が選んだ劇団EXILE 八木。ドラムロールとともに、茶色いボトム、赤いセーター、グリーンのフリースというクリスマスツリーカラーの八木が登場し、メンバー全員で盛り上がった。登坂にかわいがられているか聞かれると「あんまないっすね」と八木。登坂は「たしかに1回もプライベートでご飯食べてない」と苦笑し、「これを機に曲もね。制作意欲超湧いてきました」とプロデューサーの顔に。告知も特にないと言う八木は、「言いたいことは、メリークリスマスくらいですね」と謙虚に帰宅した。

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