ジャニーズやLDHで世代交代進む? 新たなグループの躍進に注目
LDHにおいても、GENERATIONS from EXILE TRIBEをはじめとした“Jr.EXILE世代”の活躍が目覚ましい。グループ名の通り、ステージ上を暴れまくるかのようなパワフルなパフォーマンスを見せているTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE。ボーカル3名、パフォーマー13名という大所帯ゆえの迫力はもちろん、昨今では彼らの実力を味わえるバラードも増え、マルチな才能を見せている。他にも、川村壱馬や吉野北人などが演技にチャレンジしたり、バラエティ番組に出演したりなど、活躍の幅を広げ続ける彼らは、総合エンタテインメント集団として着実に成長をしている。
そして、EXILE・世界、佐藤大樹がリーダーを務めるFANTASTICS from EXILE TRIBEも見逃せない。2020年9月24日に行なわれた配信ライブ『LIVE×ONLINE IMAGINATION』では、視聴者を圧巻するライブを展開。グループ史上最長ライブを成功させた。もともとパフォーマンス集団として結成された彼らだからこそ、ダンスはピカイチ。しかしそれだけでなく、EXILEとのコラボやラップ、メンバー総出演のシチュエーションコメディ『マネキンナイトフィーバー』(日本テレビ系)へのチャレンジ、佐藤大樹のドラマ・映画出演など、活躍の幅はどんどん広がっている。
そんなFANTASTICSに続くのが、DOBERMAN INFINITYとEXILE HIROのプロデュースで始動したBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE。ダンス、歌、ラップ、そしてアクロバットもできるハイスペックなメンバーが集ったグループだ。パフォーマンスを担う深堀未来、奥田力也、砂田将宏は3年間ニューヨークで修行を積んだ経験を持っていたり、日髙竜太、加納嘉将、海沼流星、松井利樹はEXILE TRIBEのボーカリストを生んだ『VOCAL BATTLE AUDITION』を勝ち残ったり、メンバーたちのポテンシャルは図りきれない。松井がインタビューの中で「世界的なクリエイティブ集団」を目標に掲げていたが、早々にそのポジションを確立しそうな可能性を感じるグループである。
次々と誕生する国内男性グループたち。個人的に、多くの男性グループが誕生することは素晴らしいことだと感じる。それぞれが持つグループの色を大切にしながら、時に刺激し合って進化していく。それこそが若手グループの急成長を促し、エンターテインメントのさらなる発展につながるのではないだろうか。