乃木坂46 白石麻衣卒業後の新曲「明日がある理由」フォーメーションの特徴は? 岩本蓮加ら次世代がフロントに並んだ背景
白石麻衣の卒業シングル『しあわせの保護色』がリリースされたのが3月。本来は5月に東京ドームで3日間にわたり卒業コンサートが開催される予定であったが延期となり先日、10月28日に配信ライブとして開催される運びとなった。その間、約7カ月。CDがリリースしにくい情勢ということもあるが、乃木坂46は7月に齋藤をセンターにした配信シングル「Route 246」で新たなグループの形を提示しつつも、CDという形でのシングルは控えていた。前向きな気持ちで白石を送り出すことができた乃木坂46は、その6日後に新曲「明日がある理由」を披露しているというわけだ。
話題の中心にあるのは岩本のセンターであるが、よくメンバーを見ていくと「Route 246」の選抜であることに気づく。そして、「しあわせの保護色」は1、2列目に白石を囲むように1期生、3列目に2期生、3期生、4期生が並んでいたが、「明日がある理由」はまるで「しあわせの保護色」を逆転させたかのようなフォーメーション。これからの乃木坂46を先輩メンバーが後ろから見つめる陣形とも捉えることができる。まさに、「しあわせの保護色」から「Route 246」までを繋ぐ、乃木坂46の次代を映した配置だ。
ブルーを基調とした爽やかかつ愛らしい新衣装も、各メンバーのInstagramやブログにて公開になっている。「Route 246」に続く、乃木坂46の新たな一歩が私たちに届けられる日はきっと近い。
■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter