Little Glee Monster、極上のハーモニーで辿ったグループの足跡 懐かしの曲も多数披露した配信ワンマンを観て

リトグリ、配信ワンマンで辿ったグループの足跡

 9月25日、26日にLittle Glee Monster(以下、リトグリ)の生配信ワンマンライブ『Little Glee Monster Live on 2020 -足跡-』が行なわれた。本稿では、「HARMONY」をテーマとした1日目の公演をレポートする。

Little Glee Monster(DAY1)
Little Glee Monster(DAY1)

 Little Glee Monsterは本来、2020年3月29日から9月2日まで『Little Glee Monster Live Tour 2020 >BRIGHT NEW WORLD<』を行なう予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でやむなく全公演延期。『Little Glee Monster Live on 2020 -足跡-』は、そのファイナル公演会場となるはずだった東京ガーデンシアターから配信された。Day1となる25日はリトグリの魅力である「HARMONY」、Day2となる26日は新しい楽曲を中心にグルーヴと情緒が楽しめる「GROOVY」をテーマとして、通常のライブと変わらない熱いパフォーマンスを見せてくれた。

写真=DAY2

 スタート時間の20時を迎えると、扉が開き会場に入ってくる芹奈の姿が映し出される。客席の1つに腰を下ろすと「HARMONY」の1節をアカペラで歌う。その後にMAYU、manaka、かれん、アサヒと一人ずつ登場し、5人が一列に並ぶとステージ上のスクリーンには過去のライブ映像の観客の姿が。一瞬の暗転中にステージ上にメンバーが移動した後、華やかなバンドサウンドと共にライブがスタートした。「Don’t Worry Be Happy」、「Be My Baby」と続き、豊かな歌声とハーモニーが響き渡る。やはり5色の歌声を持つ彼女たちは強い。それぞれ個性があり、1つの楽曲中で様々な表情を表現できる一方、根底の声質が似ているため難易度の高い“エグい”ハモリもバッチリ合う。改めてLittle Glee Monsterというグループの魅力が伝わってくる。

 ダンス多めのバチバチにキマっているパフォーマンス後のMC、お決まりの挨拶ジングルを披露するとサポートバンドメンバーやスタッフたちからは、「フゥー!」と盛り上げる声が聞こえる。そしてMAYUが中心となってトークがスタート。「#リトグリ2020」のハッシュタグとともに投稿されているSNSコメントをスクリーンに映しだしつつ、ワイワイ話をする5人はパフォーマンス中とのギャップがすごい。SNS担当のアサヒがセルフィーで撮った写真をリアルタイムで投稿したり、ファンのコメントにいいねしたり、オンラインという環境を全員楽しんでる様子がひしひし伝わってくる。

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