欅坂46 増本綺良、バラエティで発揮する“カットできない”面白さ 視聴者に強いインパクト残す個性派メンバー

 今週の『欅って、書けない?』(テレビ東京)は、2週に渡ってオンエアされた二期生の運動能力チェック。新加入メンバーを含めた欅坂46の二期生が50メートル走や走り高跳びなど、全6種目で記録を計測した。

欅坂46『欅共和国2019』(通常盤)

 全体を通して好成績を残したのが田村保乃。学生時代に部活動に打ち込んだ身体を遺憾なく発揮し、5種目でトップ3以内にランクインした。そして記録的にも番組的にも目立つ活躍を見せたのが大沼晶保。種目によって得意不得意がはっきりしているものの、50メートル走や20メートルスキップで好タイムを残し、さらには特技の反復横跳びで首位を記録。反復横跳びに懸ける大沼のひたむきな姿を見ていた大園玲がスタジオで涙を流す一幕もあって、結果的には笑いあり涙ありの放送となっていた。

 そんななか視聴者に強いインパクトを残したのが増本綺良だ。彼女はほとんどの種目で“ダイジェスト扱い”にならず放送されている。50メートル走でフライングを指摘された際には「音の方が光より速いじゃないですか?」、足をジタバタさせて不安定な前転を見せたときには「頭が重いんやと思います」、走り高跳びで70センチを成功させた際には「この跳び方やったら100メートルも行けたんじゃないかなと思います」……といったように、とにかく挙動や発言が面白い。“カットできない”魅力に溢れている。

 兵庫県出身の増本は、「ますも」あるいは最近は「きらこ」の愛称で親しまれている今年新加入のメンバーだ。特技は番組初登場の際にも披露していたルービックキューブ(自己最速記録は35秒)で、今ハマっていることとして挙げていたのが“水を飲むこと”。人が水を飲んでる姿が好きで、水を飲む自分自身の姿も鏡で見ているという、非常に変わった嗜好の持ち主である。

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