chelmicoが最新鋭の3DCG技術と融合! バーチャル空間で展開した摩訶不思議なステージを見た

chelmico、バーチャルライブレポート

 chelmicoが8月26日、配信ライブ『chelmicoが2次元と3次元を行き来する#ごちゃmazeハイパーバーチャルライブ』を開催。360度に設置された多数のカメラを使い撮影し、その映像をそのまま3DCG化する最新鋭の技術を用いてライブが生配信された。

 ライブは、床も壁も緑色のスタジオにRachelとMamikoが登場し、「Easy Breezy」からスタート。曲が始まると背景は消しゴムや鉛筆など文房具のCG映像に変化。下敷きをイメージしたであろうCGのステージに立ちchelmicoはラップし踊る。生ライブにリアルタイムでCGが合成されているのだ。カメラは360度様々な方向からパフォーマンスを捉えており、普段のライブでは観ることができないアングルからの映像が盛り沢山。chelmicoの「Easy Breezy」「Disco (Bad dance doesn't matter)」MVでもおなじみの映像作家・田向潤によるバーチャル空間と個性的なカメラアングルに対してファンが「すげー」「これどうなってんの?」などとコメントを残していた。演出だけでなく2人の切れのある高速ラップも最高だった。

 ハイレベルなパフォーマンスとハイクオリティな映像とは裏腹に、2人のトークはマイペース。Rachelが「何もかも初めてのことだからね。みんな見えてる? 見えてると信じます」とゆるく挨拶をする。Mamikoも「今日はだらだらやっていきますからね」と話し、新しい衣装がラベンダー色で靴下はラベンダーの香りがすることを伝えたりファンのコメントを読んで反応したりとゆるいトークを続ける。ファンがコメントで「早く歌って」と書き込んだことを確認すると、「歌ってって言われちゃったから歌うね」と言ってしぶしぶライブを再開するほどにゆるい。

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