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FLOWER FLOWER「はなうた」に表れた、yuiの心情とバンドのユニークさ 自由度が増したメロディや歌の魅力に迫る
カップリングの「シンディ」は鐘の音やオルガンに愛らしさを感じるギターロックで、久々にシンプルなロックという印象だ。「はなうた」も「シンディ」も新しい日常を身構えずに生きようとしているyuiの心情が伺え、またそれを最大限に活かす器としてのFLOWER FLOWERというバンドのユニークさも、今夏さらに広がりを見せるはずだ。
なお、FLOWER FLOWERは9月リリースの9mm Parabellum Bullet初のトリビュートアルバムに「名もなきヒーロー」で参加。純粋性という意味で共通項を感じるが、果たしてどんなカバーになるのか、こちらも楽しみだ。
■石角友香
フリーの音楽ライター、編集者。ぴあ関西版・音楽担当を経てフリーに。現在は「Qetic」「SPiCE」「Skream!」「PMC」などで執筆。音楽以外にカルチャー系やライフスタイル系の取材・執筆も行う。
■リリース情報
『はなうた』
2020年8月19日リリース
配信はこちら
【初回仕様限定盤】CD+BD ¥1,700+tax
【通常盤】CD only ¥1,000+tax
<Disc.1>※初回通常共通
1.はなうた(「僕ビール君ビール」コラボソング)
2.シンディ
<Disc.2(Blu-ray))>※初回盤のみ収録
「インコの気まぐれ Live on 2020.06.14」
1.神様
2.夢
3.旅の途中