欅坂46 土生瑞穂、コンプレックスを武器に遂げた成長 パフォーマンス中心に魅力を考察

欅坂46『黒い羊』(TYPE-C)

 欅坂46は7月4日、スペシャルインタビュー特番『欅坂46 season’s 28の欠片』をYouTubeで配信し、デビューからこれまでの活動、そして現在のコロナ禍におけるメンバーの率直な思いを明かした。初のワンマンライブや「欅共和国」などについてじっくりとひとりずつ話していくなか、印象的だったのが一期生の土生瑞穂だ。

 バラエティ番組などではいつもポンコツキャラを引き受け、おもしろ解答を連発している彼女。しかし、インタビューでは自分の気持ちを丁寧に言葉にして話している。喋り方もハキハキとしていて自信に満ち溢れている印象を受けた。7日に23歳の誕生日を迎えた土生。今回は彼女に注目したい。

コンプレックスを武器に

 土生瑞穂は、1997年生まれの東京都出身。身長が171.6cmとグループで最も高く、ファッション誌『JJ』の専属モデルを務めている。オシャレには常に敏感で、ブログでは毎回着る服を変えて自撮りを公開。その抜群のスタイルを余すことなく発揮している。しかしそんな端麗なスタイルであっても、彼女自身はコンプレックスに感じていたこともあったのだとか。

 同じ悩みを抱えているのが、先週も取り上げた二期生の関有美子である(参照)。二期生のなかでもモデル活動の期待されているメンバーのひとりだ。誰もが羨むような2人の容姿。しかし、だからこそ引け目に感じてしまうのかもしれない。今となってはグループの要と言っても過言ではない土生の華麗なダンスも、最初は悩みからスタートしていたという。

関「背の高いことがコンプレックスだった時期があって。なんか腕の長さも気になっちゃうんですよ。気持ち悪いなぁって……」

土生「分かる。私も嫌だった」

関「でも、土生さんは長い腕もすごくきれいで」

(中略)

土生「いやいやいやいや、私も腕の長さでめちゃめちゃ悩んだから! 踊る時とかもワンテンポ遅れちゃったりするんだよね。(中略) 私もずっとコンプレックスだったけど、今は『長身を武器にしていこう』って思っています。長身って目立つから、逆に自分の強さにしないと、もったいないなって」

(『B.L.T. 2020年6月号』より)

 こうした意識の変化によって、彼女は飛躍的に成長を遂げたように思う。コンプレックスを武器に変えたことで、彼女はその武器以上に、なによりも大きな自信を手に入れたのだ。関が憧れの先輩に彼女を挙げるのも、そうした彼女の堂々としている姿に惹かれたからだと思う。ダンスレッスンなどで土生は後輩メンバーに声を掛けているというエピソードをよく耳にする。そういう姿を見て土生を慕うメンバーも多いはずだ。

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