JO1、TOMORROW X TOGETHER、IZ*ONE…『KCON:TACT 2020 SUMMER』前半レポ オンラインならではの試みも
TOMORROW X TOGETHER、IZ*ONEらが出演した3日目
『KCON:TACT』3日目のトップバッターはEVERGLOW。妖艶で神秘的なグループのイメージそのままの空気を纏いながら、合計3曲のステージを終えた。『Road to Kingdom』を2位という好成績で終えたONFは番組のファイナルで披露した「New World」を、真っ赤なスーツで登場したSF9は自身初の1位を獲得した「Good Guy」で魅力を伝えた。TOMORROW X TOGETHERは「Cat & Dog」の英語バージョンを世界中のファンたちに向けてプレゼントした。
最後に登場したのはIZ*ONEだ。日本人メンバーの本田仁美が作詞した日本語曲「Merry-Go-Round(Japanese ver.)」をパフォーマンス。最後はファンのメッセージを背景に「With*One」で3日目の『KCON:TACT』を締めくくった。
折り返し地点・4日目のパフォーマンス
7日間の『KCON:TACT』の折り返し地点、4日目のオープニングはStray Kids・バンチャン、チャンビン、ハンの3RACHAによるパフォーマンスから始まった。本編トップバッターのVERIVERYは『Road to Kingdom』のファイナルでパフォーマンスした「Beautiful-x」のステージを見せてくれた。A.C.Eは、ハードロックテイストの楽曲「Under cover」でパワフルなステージを披露し、(G)I-DLEは『Queendom』で見せた「LION」をパフォーマンス。最後まで一貫した(G)I-DLE独自の世界観を見せつけた。先日カムバックを果たしたばかりのStray Kidsは最後までカリスマ性を感じさせる力強いステージだった。
4日目のトリはWanna Oneのセンターだったカン・ダニエルだ。全世界のファンに囲まれながらアイコンタクトをしながらのパフォーマンスや、最後はファンとのコラボレーションステージの「2U」で4日目のステージを締めくくった。
オンラインだからこそのステージを楽しむ
4日間『KCON:TACT』を体験して印象的だったことは、リアルでは難しかった各曲の世界観を、バーチャルのステージだからこそ即時に作れるという点だ。例えば、さっきまでは遊園地をイメージした華やかな舞台だったのに、一瞬で砂漠のような広大なステージに変えることができるのだ。
今回放送された『KCON:TACT』のアーカイブは、有料会員であれば8月まで閲覧できる。また、今後はビハインドや、各アーティストの個人カメラも公開される予定だ。『KCON:TACT』が終わった後もいろいろコンテンツがリリースされるので、引き続き楽しんでもらいたい。
折り返し地点まできた『KCON:TACT』。残りの3日間もまだまだ魅力的なアーティストたちが登場する。ぜひ、この全世界に広がる新しいイベントを体験してみて欲しい。
■西門香央里
東京在住のフォトライター。K-POP、韓国トレンド、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心にWebメディアなどで活動中。年3~4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。いつまでも年齢不詳でありたい通年おかっぱの人。座右の銘は「努力は裏切らない」。
寄稿媒体:いまトピ、エキサイト、TABIZINE、SHELBEE…等
『KCON:TACT 2020 SUMMER』オフィシャルサイト