BTSの7周年祝う『2020 BTS FESTA』が完結 練習生時代から続く、メンバーの関係性が垣間見えたコンテンツの数々
10日には手書きプロフィールの続き、11日には「MAP OF THE SONG:7」と題したカラオケではしゃぐBTSのメンバーの映像が公開された。
12日には、「BTSの年表」というコンセプトで制作された「We are Bulletproof : the Eternal」のMVが公開となった。全編アニメーションでのMVで、そのコンセプトの通り、彼らの今までのMVやコンサートなど印象的な場面のなかをメンバーのキャラクターが駆け抜けて行く。デビューからの7年間、ARMY(ファン)とともに歩んできた道のりを振り返った。大きな舞台で輝く、世界的なアーティスト・BTSを照らすのはファンであるARMY。その関係性や彼らの業績を感じられる、今までのビハインドが詰まった映像だ。
そして13日に公開されたのは「방탄생파(BTS誕生日パーティー)」。ここでしか聞けない彼らのエピソードは今年もバラエティ豊かで、ちょっとした喧嘩の話からお互いの尊敬するところまで多岐に渡った。彼らの魅力の一つでもある仲の良さは、単なる友達ではなく、練習生時代から続く共ににした日々で得た互いの尊重や適切な距離感など、「友情」という言葉では表現しきれないものがある。その関係性を彼らの話から実感できるのがこのイベントではないだろうか。
また、映像の最後に書いていたメンバーそれぞれに向けたメッセージも、「閉会セレモニー」と題して13日の夜に公開された。
BTSは、7年目を迎えて大きな成功を掴んでもなお進歩し続けるグループである。容易ではなかったこの7年間、7人がこうして同じ方向を向いて歩んでこれたのは、紛れもない奇跡と言えるかもしれない。以前RMが「周りの人は僕たちに、運がいいと言います。本当に運がいいです、こんな6人にはどこに行っても出会えません」と言っていたことを思い出す。その運と、それぞれの努力、メンバーのつながりがあって、今のBTSがいるのだろう。
■フルヤトモコ
1999年生まれの大学生。韓国のカルチャーと洋楽、本、映画など。
東京藝術大学 音楽環境創造科在籍。