The Individualism of BEYOOOOONDS ~ビヨーンズの個性と発展~
BEYOOOOONDS 山﨑夢羽、実は引っ込み思案なエースメンバー? キャラクター性を徹底解説
ハロー!プロジェクトの最新グループ、BEYOOOOONDS。2018年に結成され、2019年にシングル『眼鏡の男の子 / ニッポンノD・N・A! / Go Waist』でメジャーデビュー。寸劇などの身体要素を取り入れた個性的な楽曲が話題を呼び、オリコン週間チャート初登場1位を獲得。同年末には日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞。令和2年、さらなる飛躍が期待されているアイドルグループだ。
楽曲も個性的なら、メンバーのパーソナリティーも個性的なのがBEYOOOOONDS。今回の連載企画では、メンバー12人それぞれのキャラクターについて、5つのポイントを立てて紹介していく。第7回はBEYOOOOONDSおよび雨ノ森 川海のメンバー、山﨑夢羽。楽曲「眼鏡の男の子」ではヒロイン役を務めている彼女だが、はたしてどんな女の子なのだろうか。
母親がハロプロファン?
小さい頃から歌うのが好きだったという山﨑。家に友達を呼んで一人ライブを敢行したり、ベッドの上をステージに見立てて母親の前で歌ったりするような子供だった。バラード曲やいきものがかりの曲などをよく歌っていたようだ。
また、ピアノを5年間習っており、音楽的素養も磨かれていた。
そんな彼女がアイドルへ興味を持つのは必然だったのかもしれない。モーニング娘。の追加メンバーオーディションへ応募することになる。これは母親がハロプロのファンだった影響が大きいようだ。山﨑の母親は、カラオケへ行けば「恋人は心の応援団」(カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)のシングル曲)を必ず歌うほどのハロプロ好きで、なんと母親自身が以前にモーニング娘。のオーディションへ応募した経験もあるという。
オーディションを受けたことがある人の子供がまたオーディションを受けるという事態が発生するのは、20年以上の歴史があるハロプロならではだろう。
山﨑はモーニング娘。のオーディションを2回受けるが落選し、その後ハロプロ研修生へ加入することになる。
2016年8月、彼女が中学2年の頃の加入で、同期の研修生には横山玲奈(現モーニング娘。'20)、川村文乃・橋迫鈴(現アンジュルム)、そしてBEYOOOOONDSおよびCHICA#TETSUの西田汐里らがいる。加入直後の山﨑を見たファンからは、初期の松浦亜弥に顔立ちが似ているという声が上がっていたのを覚えている。
(ちなみに今月11日のBEYOOOOONDS公式Instagramおよび13日のYouTube OMAKE CHANNELにて、山﨑が松浦亜弥のアルバム曲「オシャレ!」を歌っている動画がアップされている。参照1、参照2)
歌やダンスのレベルは当初から高く、2017年の研修生実力診断テストではJuice=Juiceの「Magic of Love (J=J 2015Ver.)」を選曲して、歌唱賞を受賞した。
そして2018年6月、高瀬くるみ・清野桃々姫が所属する新グループへ前田こころ・岡村美波とともに加入することが発表され、グループ名は雨ノ森 川海となり、BEYOOOOONDSとなる。