『月とオオカミちゃん』出演で話題! Hina擁するFAKYメンバーに聞く“リアルな恋愛観”

FAKYに聞く“リアルな恋愛観”

(「half-moon」は)「特定の誰かや何かにフォーカスしてない」

――先日デジタルリリースされた「half-moon」は、どのように制作を進めたんですか。

Hina:実は特定の誰かの名前を出した話って、Lil‘にひとつもしてないんです。「こんなことがあって、こう思った」っていう大きな枠組みのことばかり。誰かに対しての思いというよりかは、この経験をしたからこそ得た感情や『月とオオカミちゃん』に出演している自分と家に帰ってからの自分のギャップなどを伝えました。

Lil’Fang:そうやってHinaが話してくれたメモだけを頼りに、「こういう気持ちなんだろうな」って想像しながら歌詞を書き進めて。あとは、その気持ちをFAKYで表現したら、こんな感じかなって調整しました。でも、なかなか上手くいかなかったんですよ。綺麗にまとまりすぎちゃって。なので、番組を観て書き直したのが、今の「half-moon」なんです。だから、特定の誰かや何かにフォーカスしてないんです。もちろん、テーマに恋愛は含まれているんですけど、解釈の幅は広くとっているというか。翔大郎(岡田翔大郎)の歌かもしれないし、ルーク(岸本ルーク)の歌かもしれない。なんなら、そたりこカップル(曽田陵介・莉子)にも当てはまるように書いたつもりです。

 Hina目当てで見始めた『月とオオカミちゃん』ですけど、初回を見たら出演者のみなさんに幸せを掴んで欲しいなって思ったんですよ。番組のなかで、楽しみながら真摯に恋愛しようとしてるのが伝わってきたので。

――なるほど。誰しも二面性を抱えているけれども、自分を信じて進んでいこうというメッセージが強いわけですね。Hinaさんの思いを代弁しているというよりも、ラブソングかつ応援ソングというか。

Lil’Fang:それは、ありますね。

――〈運命なら I know it〉という歌詞は、Core君が中間告白で言った「全部知ってる、俺は」なんじゃないかなんて憶測もSNSでは飛んでました。

Hina:私も見ました!  歌詞を深読みして「Hinaがオオカミなんじゃないか」と推測している方もいて、すごく新鮮でしたね。「half-moon」というタイトルはアナグラムになっているのではないかと推理している方もいて、びっくり(笑)。

――『月とオオカミちゃん』は恋愛リアリティーショーなので、ぜひみなさんの恋愛観についてもお伺いできればと思います。Hinaさんは、普段から番組通りですか?。

Hina:あんな感じです。『月とオオカミちゃん』は素が出てますね。

Taki:『月とオオカミちゃん』を見てると、お姉さんっぽさが出てる。

Hina:出演者のなかで最年長だからね。実生活でも4兄弟の一番上だし、恋愛においても面倒見がよくなっちゃうかも……。ダメな男の人を好きになりがちで(笑)。

Lil’Fang:私とHinaは、たぶん仲良くなれる(笑)。大変よね、ダメな人を狙ってるわけじゃないのに……。

Hina:気づいたらそうなってるんだよなあ。

――そんなLil‘さんは、恋するとどうなるんですか。

Akina:穏やかになるよね。

Lil’Fang:まじ!?

Mikako:いやいやいや。Lil‘は好きになったら、その人しか見えなくなっちゃうタイプです。本当に女の子なので、誰よりも。

Akina:ギャップがすごいよね。

Lil’Fang:私、遊んでそうに見えるじゃないですか。だけど実は、本当に一途なんですよ。毎日、料理を作って帰りを待ってるタイプ(笑)。

Mikako:「大丈夫かな……」ってレベルで尽くすよね。

Lil’Fang:ギャップって、モテる要素なはずなんだけどな……全然モテない(笑)。気づいたら恋人を通り越して母のような立ち位置になってますし。

――いい女すぎるんですね。でも、Lil’さんに共感する子は、すごく多そう。

Hina:たしかに。よく会う気がします。同じ悩みを抱えている子に。

「自分の好きよりも、倍で愛してくれる人が好き」

――Lil’さんを分析したMikakoさんは、どうでしょう。

Mikako:恋愛体質じゃないので、なかなか人を好きにならないんですよね。恋人ができても大事な軸は自分にあるから、いい意味で振り回されないかも。もちろん、好きになった相手のことは大事にしますよ。

――追いかけられることのほうが多そうですよね。

Mikako:私からは行かないかな。自分の好きよりも、倍で愛してくれる人が好きなので。白黒がハッキリしてるんですよね。だから、自分が相手を好きだって気づくと嬉しくて「好き」って伝えちゃう!

――Akinaさんは、どうでしょう。

Lil’Fang:人を好きになるの、めっちゃ早いですよ!

Akina:でも、惚れこむのとは、また別なんだよね。

Lil’Fang:Akinaは好きな人がいっぱいいるんです。「この人は、ここがかっこいい」ってバーッて言うけど、「結局誰が好きなの?」って聞くと「うーん」って。

――相手の魅力に気づくのが上手いんですね。

Lil’Fang:本当にそう思います。コミュ力高いもん!

Akina:でも、本当に親しくなるまでは、あんまり素は見せないよ(笑)。あと、ちょっとだけでいいから引っ張ってくれる人が好きかも。兄弟のなかで末っ子だから、その方が安心するな。

Lil’Fang:そういう面でいうと、Takiは恋人のことをリードしそうだよね。私生活でお姉さんじゃん。

Taki:えー、やだ。(相手と)イコールな感じが好きだし、けっこうギューギューにしたいタイプだよ(笑)。

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