JO1の“天使”大平祥生、キュートなルックスの内に秘めた強さ 多様なパフォーマンスに繋がるタフでストイックな一面

JO1の“天使”大平、内に秘めた強さ

 そして何と言っても、大平の強さが見えたのはコンセプトバトルの時だろう。もともとはクールでかっこいい印象の楽曲「DOMINO」チームにいた大平だったが、惜しくも脱落。本人も相当きつい心情のはずだが、同じく脱落してしまった佐藤景瑚と木全翔也の背中に手を当てながら「がんばりましょう」と声を掛けていたシーンはグッと来るものがある。さらに大平は「クンチキタ」チームからも漏れてしまい、「僕を選ばなかったことを後悔させるくらい、もっと自分自身高めて見返してやりたいです」と語っていたものの、部屋を出た瞬間ショックで崩れ落ちてしまっていた。後々「あんな気持ちは二度と味わいたくない」と語っているのを見ると、そう簡単に切り替えられることではなかったはずだが、「やんちゃBOY やんちゃGIRL」チームに合流する時には笑顔を見せていた。もちろん、明るく迎えた「やんちゃBOY やんちゃGIRL」チームの練習生たちも素晴らしいが、ここで前向きさを見せた大平は見事であり、彼の芯の強さが伝わってくる代表的な場面と言えよう。

PRODUCE 101 JAPAN|♫やんちゃBOY やんちゃGIRL@#9 コンセプトバトル

 大平が『PRODUCE 101 JAPAN』で多様なパフォーマンスができるのは、ダンスの基礎の上に可愛らしい雰囲気、内に秘めた強さがあるからだろう。そしてデビューを果たしたこの先、酸いも甘いも噛み分けた経験と持ち前の武器を活かし、さらに羽ばたいていってくれるはずだ。

【大平 祥生(Ohira Shosei)】ファイナリスト20名  練習生別パフォーマンスまとめ|PRODUCE 101 JAPAN

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