STU48 石田千穂&田中皓子&中村舞が語る、4thシングルの挑戦とグループとして勝負の2020年

STU48、4thシングルインタビュー

先輩らしく背中で語れる人になりたい(田中皓子) 

ーーいいお話です。香川県の父母ヶ浜(ちちぶがはま)で撮影されたMV撮影はいかがでしたか?

石田:寒かったー! 真冬の海に一日中裸足だったので、スタッフさんが足湯を用意してくださったり、すぐダウンジャケットをかけてくださったりして、暖を取ってくれたんです。たくさんの方に支えられてできたMVだなと思います。

田中:撮影が朝から夜にかけてだったので、日の入り、海の満ち引きで景色が変化していくのが綺麗だなと思いながら踊っていました。海の上で足を取られながら踊ったのも難しかったです。

石田:完成したMVが同じ場所で撮ったとは思えないくらいに朝、昼、夜と全然違って見えて感動しました。

【MV full】無謀な夢は覚めることがない / STU48 [公式]

ーー振付は「風を待つ」でも担当していた辻本知彦さんです。

中村:同じコンテンポラリーダンスなんですけど、「風を待つ」は笑顔で緩やかな難しい振付、今回は覚えやすいけど、揃えるのが難しい印象強いダンスになっています。

ーー“最強群舞”と謳われるダンスシーンは、バックダンサーが参加する迫力のある映像ですね。今のタイミングでSTU48に“新境地”や“挑戦”といったイメージの楽曲が与えられるのは、グループが大きく変わりつつあるからこそなのかもしれません。

石田:たしかに挑戦の年だなと思います。2期生も入ってきて、私たちもれっきとした先輩になるので、しっかりしなきゃですし、グループとしても3年目から4年目になる勝負の年だなと思います。

ーー4thシングル収録曲の「奇跡という名のストーリー」は、岡田奈々さんがプロデュースする新劇場公演『僕たちの恋の予感』のために秋元康さんが書き下ろした楽曲です。

田中:劇場公演のために秋元さんが書き下ろすことは滅多にないと聞いていたので嬉しいですし、もっと上にいかなきゃというプレッシャーもあります。キラキラしていて素敵な歌詞なので、私たちもこの楽曲と一緒に進んでいけたらなと思います。

ーー1月に始まったばかりの公演ですが、反響はいかがですか?

石田:ファンの方は「セトリがいい!」っていっぱい言ってくださいます。自分たちもやっていてすごい楽しいですし、ペアでの振りが多いのも嬉しいです。

田中:毎回メンバー同士のアイコンタクトがあって、仲が深まりそうだなって思います。楽しいね。

石田:ご主人様と奴隷の関係のペア(「従順なSlave」)とか、普段あまりやらないようなかっこいい楽曲は、STU48の新たな一面を見てもらえるんじゃないかなと思います。

中村:セトリにイコラブ(=LOVE)さんの「手遅れcaution」が入っているのが、ファンの方はビックリしていました。劇場支配人でもあった指原(莉乃)さんが書かれた歌詞で、自分も好きなので歌えて嬉しかったです。

田中:ダンスが一番激しいなと思います。今はイコラブさんの雰囲気の「手遅れcaution」かもしれないけれど、STU48の「手遅れcaution」という色を作って、だんだんとSTU48らしさにしていけたらいいです。

ーーほかに公演の中でアピールしたいポイントはありますか?

石田:薮下楓ちゃんと2人でユニットの「友達でいられるなら」を披露させていただいています。公演名は、この曲の歌詞の〈僕たちの恋の予感〉から取られたそうなので、そんな曲をユニットでやらせてもらえるのはありがたいことです。楓ちゃんと始まる前に毎回「今日は楓ちゃんのこと、こういう風に思ってやるね」って設定を2人で考えてステージに臨んでいるので観てもらいたいなと思います。

ーーほかにも収録曲の「瀬戸内の妹」は田中さん、中村さんが参加されているアコースティック調の楽曲です。

田中:タイアップ楽曲(『広テレ!ブライダル情報センター』)に起用していただいて。

中村:結婚式と言えばこの曲、瀬戸内と言えばこの曲と、いろんな世代の人に歌われる曲になればいいなと思います。

ーーシングルには2期研究生の「僕らの春夏秋冬」も収録されています。改めて、先輩になる心境はいかがですか?

田中:先輩か。でも、まだそこまで喋る機会はないんですよ。全然知れてないんですけど。難しいね。先輩でいいのかなっていう不安が、まだ私の中ではあります。

石田:でも、先輩っぽいよ。

中村:たしかに。

田中:たしかに!? 馴染みたいです。自分たちも初心を思い出しながら、先輩らしく背中で語れる人になりたいです。

ーーこの子が気になっているとか。

石田:まだ全然、お話したことがないんです。噂によると全員が元気と聞くので。

ーー噂によるとって、そこまでですか?(笑)。

石田:会う機会がなくて。一緒に活動することも増えていくと思うんですけど、今以上にどんどん楽屋が賑やかになっていくと思ったら楽しみですね。

ーー昨年は、「船上劇場の就航」「初の全国ツアー『STU48全国ツアー 2019 ~船で行くわけではありません~』の開催」「2期研究生の加入」とグループの活動の幅がより広がった年でもありました。

石田:ツアー、2期研究生と新しい挑戦もいっぱいあって、グループとして新しいことがどんどん始まった年だったと思います。2020年は個人の個性を活かしたことがたくさんできそうな予感が勝手にしているので、一人ひとりのことを見てもらえたらなと思います。

ーーグループコンサートもそういった内容でしたよね。

田中:舞台をやっている子もいるし。アイドル以外のマルチな部分でも活躍して、グループ名もそうですけど、一人ひとりの名前ももっと全国に知っていただけたらいいですね。

中村:STU48としては、昨年の4月に船上劇場ができたのが大きいなと思っています。私たちのホームで、2020年に奈々さんの公演が始まって、シングルも出て、幸先のいいスタートが切れたので、ここからまた頑張っていかないとと思います。

ーーツアーの追加公演もあります。

田中:また開催できるのは嬉しいです。東北や北海道でもツアーをさせていただいて、瀬戸内に来られずに待ってくれている人がいるのが分かったので、私たちももっといろんなところに足を運びたいですし、追加でまた違ったところでできるのはいいチャンスだなと思います。

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ーーそれでは最後に、2020年の個人の目標を聞かせてください。

中村:私は愛媛県出身なんですけど、愛媛ではまだいろんな方がSTU48を知っているというわけではないので、もっと知名度を上げて、「愛媛はSTU48」と言っていただけるように、愛媛でのお仕事をもっとしていけたらいいなと思います。

田中:私はSTU48に入った時からファッションのお仕事がやりたいと思っていました。2019年は『TGC』(『東京ガールズコレクション』)にも出させていただいたので、今年はInstagramでもっと女の子のフォロワーを増やせたらいいです。ファッションのお仕事にちょっとでも近づけるように、発信の仕方をインスタ以外にも工夫できたらなと思います。

ーー具体的に考えていることはありますか?

田中:アイドルファン以外の層の子たちにも、もっと知っていただけるように、インスタ以外のSNSでお洋服が好きだからこその発信の仕方があるんじゃないかなと考えています。

ーー石田さんはいかがですか?

石田:アイドルも大好きなんですけど、ほかのジャンルのことにも挑戦してみたいなと思います。高校を卒業するので。

田中:えー! おめでとう。

石田:ありがとうございます。何か資格を取れたらなって思います。

ーー例えば?

石田:車の免許です(笑)。

ーー免許は何かと役に立ちますもんね(笑)。石田さんは前回のリアルサウンドのインタビューで「アイドルらしいことをたくさんしたいです」と答えていたのですが。

石田:あら! アイドルらしいことももちろんいっぱいしたいんですけど、舞台『仁義なき戦い~彼女(おんな)たちの死闘篇~』に出させていただいて「楽しい!」と思ったので、そういった興味もあったり、いろんなことをしてみたいなと思っています。

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 リアルサウンドの公式Twitterと公式Instagramをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンドTwitterアカウント、もしくはInstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。

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※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

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<応募締切>
2020年2月29日(土)まで

■リリース情報
『無謀な夢は覚めることがない』
発売:2020年1月29日(水)
価格:¥1,591(税抜)
形態:CD+DVD
<初回限定盤>
イベント参加券orスペシャルプレゼント応募券封入 
<通常盤>
生写真1種ランダム封入

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