長渕剛、学生時代の淡い思い出を明かす「歌を1曲作っただけで好きって惚れるとは、それは甘いんだわ」
長渕剛が1月24日放送『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS系)に出演した。
「今夜のお客様、日本を代表するアーティスト、ミュージシャン、歌手の長渕剛さんです」という中居の呼びかけによって長渕が姿を見せると、スタジオのゲスト陣は総立ち状態に。中居が「こんな、ないパターンですね。やっぱ、怖いですね」「(バラエティ番組には)あんまり出られないですね」と素直に質問すると、長渕は「実は僕自身が緊張してるわけ。『あっ! 中居くんだ!』って心の中では思ってる」と打ち明けた。
長渕は昨年末に急性腎盂腎炎を発症。中居が体調を気遣うと、長渕は昨年10月から開催したコンサート途中に喘息が出る体調の異変に気付いたのだという。無事体調が完治した長渕は今回の『金スマ』への出演で、音楽活動のことも含めて、家族のこと、生まれ育った鹿児島での壮絶な人生を涙ながらに告白。中居が「なんでお話しようという気になられたんですか?」と聞くと、長渕は二つ返事で「中居くんがいるからだろ」と笑顔で答える。長渕の言葉に中居は舞い上がり「そんなこと言ったら、うちの地元の友達すっげぇ喜ぶよ」と自身の口を押さえ喜びを噛み締めていた。
学生時代、好きな女性に対しての思いを歌にして伝えていたという長渕。目の前で弾き語りで歌を届けた後に、『好き?』って聞いていたと笑いながら話す長渕に中居が「汚いわ! それは汚いですよ! 落ちるに決まってる!」とリアクション。しかし、長渕は「落ちないんだ、それが。歌を1曲作っただけで好きって惚れるとは、それは甘いんだわ。甘いと思ったわ」と簡単には上手くはいかなかった学生生活を振り返る。
そんな曲作りのノートには、世に出る前の名曲も書き記してある。スタジオにはそのノートが登場し、中居らに手渡された。ノートには「巡恋歌」「順子」の歌詞が書き記されている。「これ、やばくないですか!」と興奮する中居をよそに、パネラーの新井恵理那が「『乾杯』があります」と報告すると、「俺が見つけたかったのにー!」と中居は悔しさを滲ませていた。また長渕は「自分が気に入っている曲はヒットしない。『順子』なんかは自分では信じられなかったからね」と当時大ヒットを記録した「順子」について語った。また、ノートの表紙には「甘くみるんじゃねぇぞ! コノヤロー!」と殴り書きがされており、「こういうことを書くから誰も近寄らないんですよ」と茶化して見せた。