SixTONESの歩みは“新世代ジャニーズ”としての道標に 密着ドキュメンタリー第4回を見て
『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)で、12月13日の放送から密着取材がスタートしたのが1月22日にCDデビューを果たしたSixTONES。1月17日に放送されたEpisode4では「道標」と題して、メンバーのツールをたどった。
SixTONESが自分のルーツをたどる
「『自分のやりたいことをやろう』って決めながら……決めたのはここかな。割と大きな決断をした場所かもしれないですね」
森本慎太郎が幼なじみの家族が営むサーフショップを訪れ、SixTONESとしてデビューすることを報告した。浜辺でカメラに心境を明かした森本。「仕事ゼロになって色々こう世界を知っていくわけじゃないですか。芸能界の厳しさだったり、大人の社会の厳しさだったり。そういったものを全部経験したからこそ、何もない時間がすごく怖かったんですよ。本当に。そういったことを経験したからこそ、SixTONESでの仕事がすごく楽しかったんですよね。俺ら、SixTONESはSixTONESらしくいたくて、『SixTONESらしさ』っていうものを、譲れないものがあるからそこを変えられようとした時にはすごく闘うと思いますね。だって色々経験して答えが出た自信がありますからね。信頼してるし、みんなのこと。だからこそ5人のためだったら一人でも闘いますよ」。そして、照れながら「俺は好きですよ、みんなのこと。だからこそ闘いたいって思う」とも。いつもは笑いをとることが多い森本も、胸に熱いものを秘めていた。
一方、ジェシーは自身の原点である中学時代の音楽の恩師を訪ねた。「振り返ったときにどこから始まったんだろう。俺の音楽人生……まだ全然だけど。先生から『ルイス、音楽系いけばいいじゃん』みたいなこともちょっとずつ言ってもらって。テストの点数は悪かったんですけど、そういうパフォーマンスとか歌の方ではいい評価をいただいて」と学生時代を振り返り、歌やギターに触れる中で音楽の世界に引き込まれたという。
当時を思い出しながら、ギターを手にしたジェシー。教わりながら弾く姿は、生徒そのもの。さらに恩師が作曲した楽曲を、恩師が弾くピアノにのせて歌った。「音楽は本当にね、マジで共通だし、裏切らないから。もちろん人それぞれ好みはありますけど」。グループで京本大我と共にメインボーカルを務めるジェシーらしい言葉だ。
続けて、「自分たちは当たり前ですし、ファンのみんなに今までのジャニーズの先輩方と違う景色を見せてあげたいし。なんか、このままの状態でめっちゃビッグなスターでいたいですね。でも不思議なんだよな、なんか。ファンがいないときから一緒になって、いまこうやってマジで色々な仕事させてもらって、ホールツアーとかアリーナツアーにお客さんが来てくれるっていうのは……おもしろいよな。なるようになるってずっと思ってたんだけど」。これまでを振り返り、ゆっくりと言葉を紡いでいた。
田中樹は「ずっとファンに助けてもらってました。雑誌とかも、SNSとかYouTubeをはじめたときも。ずっとファンに助けられていました。それが、気づいたら結果になったんですよね。ファンの力が。きれいごとじゃなくて。俺らすごい感じてるんですよ。すっげー感じてます」。田中を筆頭にSixTONES全員が、ストレートにファンへの感謝を伝えていたのが印象的だ。