『ソーユートコあるよね?』インタビュー
SKE48 高柳明音&日高優月&荒井優希&大場美奈&熊崎晴香 インタビュー 卒業と継承の世代交代が進むグループの現在地
「DA PUMPさんと音楽番組でコラボしたい」(熊崎)
――選抜になるべくしてなった2人なんですね。その一方で、松井珠理奈さんが選抜メンバーにいないのは驚きでした。SKE48史上初の出来事ですよね。
日高:ずっと背中を見てきた大きな存在なんですが、珠理奈さんが休養して表題(曲の選抜メンバー)にいないとなっても、選んでいただいた18人なら大丈夫だと思いました。
――自信があった。
日高:そうですね。いないことは寂しかったし残念だなっていう気持ちはあるんですけど、中心でやってきた珠理奈さんが今回いなかったとしても、盛り上げられるっていう自信はありました。
荒井:珠理奈さんはお仕事のときメンバーを明るくしてくれますし、引っ張ってくれます。最近は休養明けで楽しそうにしているので、珠理奈さんにもいい曲だねって言ってもらえるように私たちで頑張っていかなきゃなと思います。
――初とはいえ、ベテランの須田さんがセンターを務めるので、地盤はしっかりしそうですからね。
大場:そうですね。だーすー(須田)の活躍を見ていたら、正直もっと早くセンターをやるのかなと思っていました。でも彼女も2019年でデビュー10周年ですし、SKE48の中でも知名度が圧倒的な今だから良かったのかなとも思います。珠理奈さんがいないこのシングルで、SKE48の先頭を突っ走ってくれるのはメンバーにとってもありがたいことですね。
――それに、センターが変わればパフォーマンスの色も変わるような気がします。前作「FRUSTRATION」では古畑奈和さんがセンターとなり、より刺激的かつインパクトあるパフォーマンスになったかと思いますが、今回はどうでしょう?
高柳:まだMVしか撮っていないのでこれから色が出てくるのかなと思うんですが、明るくてお祭り騒ぎできる曲です。いい大人なのに無邪気な感じ(笑)? そしてマイペースな感じ。そんな雰囲気になるかなと思います。それをみんなでもっと盛り上げていくのかなと。
熊崎:それに歌詞は、亜香里さんと亜香里さんのファンのみなさんっていう感じなんです。マイペースで「なんだよ!」って思うんだけど、なんだかんだ言ってそういうところをひっくるめて好き! みたいな。亜香里さん以外にも、ファンの方が自分の推しメンに当てはめることもできるなって思います。みんなマイペースなところがあると思うし(笑)。
――確かに。しかも今回は、DA PUMPのTOMOさん、U-YEAHさん、KENZOさん、DAICHIさんが振付を担当されたと聞きました。跳ねるような動きが可愛らしいですよね。
高柳:ゴム跳びの動きをイメージしたダンスが入っています。これを「ケンロップダンス」って名付けてくれたんですけど、愛知ではゴム跳びをする時の掛け声がケンロップって言うからなんですって。TOMOさんは愛知出身だから、そういうところで愛知っぽさを加えてくれました。
――その要素を知るだけでも、気持ちの乗り方が変わりそうですね。
高柳:振り入れのときも、普通ならただ振りを入れるだけなんですけど、「ここで首を振ってみて」ってアレンジも入れてくれるんです。おかげでヘッドバンギングみたいな動きが生まれて、ダンスがより賑やかになりました。そういうやり方って今までなかったんですよ。見られる側でもあるみなさんならではのやり方だなと思いました。
――メイキング動画を少しだけ拝見しましたが、「自分たちらしく踊って」と言われていましたね。
日高:なので、MVで少しこだわった部分があるんです。下手と上手に動くところはフリーでできる部分でもあるので、そこでいかに明音さんをびっくりさせられるかって(笑)。
高柳:そう! すごいんですよ! 体は向こうをむいているのに、顔だけ私のほう向いてて。
日高:せっかくフリーだから、楽しまなきゃって思って。近くにいる明音さんを標的にしました(笑)。今後ライブとかでも定番になったら、観に来てくれる方たちも楽しんでもらえるなと思います。
高柳:いつか、DA PUMPさんとコラボできたら嬉しいよね。
熊崎:音楽番組でもそういうのありますもんね! やってみたいです。
日高:この曲をDA PUMPさんと踊りたい。
荒井:すごいことになりそう(笑)。
高柳:相乗効果だ。本家がやったらバキバキだろうね。
「練習動画を撮るなら丸1日かけたい」(大場)
――「FRUSTRATION」では、YouTubeにアップした練習動画が話題になりました。今回もそういった試みはやるのでしょうか?
高柳:やりたいねっていう話をしているんですよ。
日高:参加できなかったからやりたいです。
荒井:私も。
熊崎:私も!
高柳:私もできなかったよ。
大場:不参加が4人もいた!
――大場さんは参加していましたもんね。
大場:はい。だけどあれ、2回しか本番やってないんですよ。
4人:えっ!
大場:振りの確認をしすぎて、時間がなくなっちゃって。私たちも「2回!?」ってなったんですけど(笑)。それまでも本気で練習していたから、いきなり本番となっても「待って! ちゃんと踊れるかな?」って不安になるんですよ。
高柳:まだ慣れていない頃だもんね。でも、最後にOKが出たあとに疲れて倒れる感じがリアルですごく良かったんだよね。アイドルからリアルな女の子に戻った瞬間というか。親近感があった。
大場:2回連続で踊ったからね(笑)!
日高:そりゃ疲れるよ……!
熊崎:1回でもしんどいのに。
大場:だから今度ももしやるなら、丸1日とってみっちりやりたいです。あと、あの動画のコメント欄を観たら、「上から撮って欲しい」「細かく見たい」って言っている人もいたんですよ。だから少し上から角度をつけて撮りたいなと。そうすればみんなの顔が見えるし、フォーメーションもわかりますもんね。7人くらいのグループなら真正面でもわかりやすいんですけど、私たちは16人以上で踊るんで。