乃木坂46、『紅白』3坂道パフォーマンスに感じた後輩グループのリスペクト 年末年始の音楽番組を振り返る

 西野七瀬の卒業、初のキャプテン交代、4期生の台頭、躍進するアジア進出……2019年の乃木坂46は、継承の年であったように思う。年末、怒涛の音楽特番にはそんなグループの特色が表れていた。冬の音楽特番の幕開けと言われる『ベストヒット歌謡祭2019』から『第70回NHK紅白歌合戦』までの1カ月半の間に乃木坂46が出演したのは10番組(グループ歌唱があった番組のみ。ここでは生田絵梨花がソロで出演した『2019 FNS歌謡祭 第2夜』などは数えない)。

乃木坂46『夜明けまで強がらなくてもいい』(Type-A)

・11月13日『ベストヒット歌謡祭2019』(日本テレビ系)「Sing Out!」
・11月27日『ベストアーティスト2019』(日本テレビ系)「Sing Out!」「インフルエンサー」
・12月4日『2019 FNS歌謡祭 第1夜』(フジテレビ系)「夜明けまで強がらなくてもいい」
・12月23日『CDTVスペシャル!クリスマス音楽祭2019』(TBS系)「Sing Out!」「帰り道は遠回りしたくなる」
・12月27日『ミュージックステーション ウルトラ SUPER LIVE 2019』(テレビ朝日系)「ありがちな恋愛」「Sing Out!」
・12月28日『MelodiX!スペシャル2019』(テレビ東京系)「夜明けまで強がらなくてもいい」
・12月30日『第61回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)「Sing Out!」
・12月30日『坂道テレビ~乃木と欅と日向~Vol.2』(NHK総合)「夜明けまで強がらなくてもいい」
・12月31日『第70回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)「シンクロニシティ」
・12月31日『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2019→2020』(TBS系)「インフルエンサー」「夜明けまで強がらなくてもいい」「Sing Out!」

「Sing Out!」6回
「夜明けまで強がらなくてもいい」4回
「インフルエンサー」2回
「帰り道は遠回りしたくなる」1回
「ありがちな恋愛」1回
「シンクロニシティ」1回

 楽曲回数別に見ていくと、2019年リリースの「Sing Out!」、次点に「夜明けまで強がらなくてもいい」、グループの代表曲である「インフルエンサー」が続く。唯一「帰り道は遠回りしたくなる」が披露された『CDTVスペシャル!クリスマス音楽祭2019』は「Sing Out!」からのメドレー。そこで特徴的なのが、4期生から一人出演した遠藤さくらのポジション。「Sing Out!」では裏センターである久保史緒里の立ち位置に、そして「帰り道は遠回りしたくなる」でセンターの西野七瀬の位置へ。

 振り返れば、2018年『紅白』への出演後、西野がいない状態で初めて「帰り道は遠回りしたくなる」を披露したのは、『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2018→2019』だった。西野の代わりにセンターに立ったのは、秋元真夏。その後も、メンバーの卒業曲というイメージを払拭し、4期生初公演『3人のプリンシパル』など様々な場所で歌われてきた「帰り道は遠回りしたくなる」のセンターは、遠藤へと受け継がれることとなる。

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる