三代目JSB、秦 基博、Little Glee Monster、sumika、DEAN FUJIOKA……冬のバラードナンバーに注目

 切なくも愛おしい思いを綴った三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのバラードシングル、温かい感情を呼び起こすクリスマスソングを収録したLittle Glee Monsterの新作。この季節にピッタリのバラードナンバーを中心に、トップアーティストの新作をピックアップしました。

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE『冬空 / White Wings』(CD+DVD)

 4月から11月にかけて5大ドームツアー『RAISE THE FLAG』を完遂し、自己最多となる115万人を動員した三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE。2019年を締めくくるのは、白をテーマカラーにしたシングルだ。決して会えることがない“あなた”への真摯な思いを映し出す「冬空」、“こんな時代からこそ、自分自身と君を信じよう”という願いを込めた「White Wings」。バラード2曲による本作は、このグループが持っている繊細な叙情性と豊かなメッセージをじっくり堪能できる作品に仕上がっている。軸になっているのはもちろん、今市隆二、登坂広臣のボーカル。R&Bテイストのトラックを自然に捉え、強い感情表現とダイナミックなメロディを奏でる二人の歌は、10周年を目前にした現在、さらに精度を上げているようだ。

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE / 冬空 (Music Video)
秦 基博『コペルニクス』(通常盤)

 先行シングル「Raspberry」をはじめ、「仰げば青空」(SoftBank music projectテレビCM「卒業」篇CMソング)、「花」(Panasonic企業CM「一人ひとりの物語」イメージソング)などを含む秦 基博の約4年ぶりのオリジナルアルバム『コペルニクス』。海外のR&B、ヒップホップの影響を感じさせる「Lost」、ファンクのエッセンスを取り入れた「アース・コレクション」など、新機軸とも言えるサウンドを取り入れた本作は、「コペルニクス」というタイトル通り、大きな転換点となる作品と言えるだろう。これまでのイメージに則した、温かくて切ないバラードナンバー「LOVE LETTER」も本作の聴きどころ。アコースティックギターと歌を中心にしたシンプルな音響とともに、“ずっと一人じゃなかった”という愛しい感情がじんわりと伝わる、穏やかで美しい名曲だと思う。

秦 基博 / 12.11発売 AL「コペルニクス」Digest
Little Glee Monster『I Feel The Light』(通常盤)

 デビュー5周年を迎えたLittle Glee Monsterの新作は、色彩豊かな5曲入りEP『I Feel The Light』。「I Feel The Light featuring Earth, Wind & Fire」は、なんとEarth, Wind & Fireとのコラボ曲。フィリップ・ベイリー(Vo)がプロデュースを担当、LAレコーディングによるこの曲は、10年代以降のネオソウル、ディスコリバイバルの流れを汲みつつ、現代的なポップネスを交えたダンスナンバーだ(フィリップもボーカルで参加!)。2曲目の「愛しさにリボンをかけて」は、“大切な人に愛を伝えたい気持ち”をテーマにしたクリスマスソング。大らかな解放感と神聖な雰囲気を併せ持ったメロディ、愛の本質を映し出す歌詞を、メンバー5人は豊かな表現力をたたえたボーカル/ハーモニーによって見事に表現している。

Little Glee Monster 『I Feel The Light featuring Earth, Wind & Fire』Music Video Short Ver.

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