スタメンKiDS、寸劇も披露した2ndワンマンライブ グループの世界観示すパフォーマンスに

スタメンKiDS、2ndワンマンライブレポ

 公演も終盤に差し掛かり、寸劇は“マネージャーが死んだ”という設定に戻る。スクリーンに映し出されるのは隕石が地球に落ちる様子。それを見て、メンバーが地球最後の日までにしたかったことを明かす中、「生誕祭がやりたかったー!」など現実の事情と交互する場面もあり、会場からは笑いが起きた。

 最後は「ぎゅんぎゅん万有引力」を歌唱。その後の寸劇では設定はりきまるの夢で、実はマネージャーは死んでいなかったことが発覚し、スタメンKiDSとしてまたメンバーが活動するという斬新な物語で幕を閉じた。

清水在
長﨑大晟
財部友吾
 
佐藤大志 
城桧吏
須藤琉偉
previous arrow
next arrow
 
清水在
長﨑大晟
財部友吾
 
佐藤大志 
 城桧吏
須藤琉偉
previous arrow
next arrow

 本編終了後にはスタメンKiDSの全曲紹介があった後、スペシャルライブと題して、財部友吾が「馬と鹿」(米津玄師)を、りきまるが「Pretender」(Official髭男dism)をソロで歌唱し、佐藤大志、須藤琉偉、城 桧吏は3人で「RPG」(SEKAI NO OWARI)のパフォーマンスの後、ダンスも披露した。また、BTSの「FIRE」のイントロが流れると会場からは思わぬ選曲にどよめきが起こった。同曲と「LOVE SCENARIO」(iKON)のカバーダンスの披露では、クールな表情に黄色い声援が飛び交った。

 最後のMCでは、清水在が「3部もやりたくなった!」とコメント。他のメンバーたちも今回がスタメンKiDSの今年最後のライブとなったことに対し、「いい感じに締めくくることができたかなと思います!」とやりきった様子だった。メンバーそれぞれ思い残すことや緊張したという声も上がったが、城 桧吏は「終わり良ければすべて良しということで!」と発言し、会場も温かい雰囲気に癒された。等身大の小・中学生らしさを持ちながらも、本格的な楽曲とグループの世界観を表現したパフォーマンスは唯一無二の魅力であると感じた。来年にはメンバー全員が中学生になるスタメンKiDSの今後の活動にも目が離せない。

(取材・文=momotoxic)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる