超特急、「Revival Love」は新たな切り札に? トリッキーと王道のバランスで魅せる楽曲の面白み

超特急、「Revival Love」は新たな切り札に? トリッキーと王道のバランスで魅せる楽曲の面白み

 11月22日放送の『バズリズム02』(日本テレビ系)に登場し、この日の国内Twitterトレンドにも急浮上した超特急。番組ではコミカルに振り切ったステージングの魅力などが紹介されていたが、この日初披露され「印象が強すぎる」「中毒性がある」と視聴者に絶賛されていたのがニューシングルのタイトル曲「Revival Love」だ。

 ドラマ『モトカレマニア』(フジテレビ系)の主題歌に起用されているが、毎回のストーリー中で“長年会わなかった元彼と偶然再会!?”“気持ちを断ち切れない元彼からのメールを受信”など、絶妙なタイミングで〈運命!まじかよ!〉と同曲がフェードインしてくるため、歌いだしのこのフレーズが番組関連ツイートのハッシュタグとしても活躍。かつてないほどキャッチーな世界観を提示した同曲の作曲・作詞は、いきものがかりの水野良樹だ。改めてこの楽曲の面白みについて考察したい。

 水野率いる、いきものがかりの楽曲にはサビからスタートするパターン(「SAKURA」など)が多く、その理由として彼らの活動が路上ライブから出発したため「通行人の足を止めたくて『つかみ』を大事にした」(参考)というのはよく知られていることだが、頭にサビが来る「Revival Love」もそのセオリーに近い構成だと考えられる。さらに同曲ではジェットコースター的なドラマのストーリーを象徴するかのようなサビ前の〈運命!まじかよ!〉がパンチラインの役割を果たしており、ドラマの視聴者が一度聴いただけでも印象に残るような仕掛けになっている。

 ちなみにサビ部分の〈嘘でしょDOON!DOON!〉〈鼓動がGUUN!GUUN!〉といった擬音の多さは、いきものがかりの名曲「じょいふる」を思い出させるテイストでもあり、聴いた人が鼻歌感覚で真似して歌いやすいのも特徴的といえる。

 ビッグバンド風のアレンジはベテランアレンジャーの鈴木Daichi秀行が担当。ファンクテイストの前作シングルタイトル曲「Hey Hey Hey」でもホーンが多用されていたが、今作でのエモーショナルなトランペットソロは、EDM系楽曲が多かった彼らの作品としてはかなり新鮮に映る。

 過去の超特急楽曲と比較して感じることは、ボーカルを担うタカシの歌声の変化だ。水野のボーカルディレクションを受けた本人曰く「自分の歌をテレビを通しても聞こえやすく、ということを意識しました。声色を明るくすることを意識して歌った感じですね。水野さんは「それならばもっとこういうふうにしていいよ」とか、その都度アドバイスをくださいました。声色についても詳しくお話ししてくださって」(参考)とのことで、これまでになくクリアな発声が楽しめるのもコラボ効果といえそうだ。

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