GENERATIONS「DREAMERS」メンバー7人の映像が伝える、夢を叶えようとするすべての人に向けた勇気と希望
『第70回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)への初出場が決まり、今後さらなる注目を集めていくことになるであろうGENERATIONS from EXILE TRIBE(以下、GENERATIONS)。彼らが11月21日に発売する7枚目のアルバム『SHONEN CHRONICLE』初回生産限定盤には、ドラマ仕立ての「DREAMERS」MVの各メンバーver.が収録される。それに先駆け、11月4日から7夜連続、24時間限定で公式YouTubeチャンネルで各メンバーver.のフルが公開された。
「DREAMERS」は、GENERATIONSの3カ月連続リリース第2弾作品であり、記念すべき20枚目のシングル曲。オリジナルのMVは「もし自分がGENERATIONSにならなかったら」をテーマに、メンバー7人がそれぞれ主役となった7つの青春ストーリーをオムニバス形式で展開。各メンバーver.では、それぞれの背景にあるディテールも楽しむことができるようになっている。
関口メンディーは、かつての人気子役が現在はデパートの屋上のヒーローショーで戦闘員役を演じているという設定。“頑張っている姿は誰かがきっと見ていてくれる”というメッセージが伝わる感動作だ。メンディーver.ではダメなヒーロー役を手助けするも報われない理不尽な状況が描かれ、メンディーが抱える苦悩の深さがより濃く表れている。
白濱亜嵐は、短距離走を専門とする陸上選手。思うようにタイムが伸びず心が折れそうになる中、母親の手紙をきっかけにもう一度競技に向き合おうと決意する。白濱ver.では、数々のトレーニングシーンが描かれ、どれだけ努力をしてきたかがより伝わるような内容となっている。
実家で母親と2人暮らしの小森隼は、バンドでギターを担当し、売れるのを夢見て練習にライブに励んでいた。しかし活動がうまくいかず、ギターを捨て夢を諦めようとするも、母親の後押しで心を入れ替え、再びバンドメンバーたちと夢を追いかける。小森ver.はライブシーンが長めで、小森のギターシーンのソロカットや、楽屋でギクシャクしているメンバーたちの葛藤の様子が詳しく描かれている。
大学4年生の佐野玲於は、これといった夢も見当たらず、コンビニでバイトをする日々。同級生たちは次々に就職を決め焦りが募る中、常連客のスナックのママだけが佐野を励まし、佐野の中に何かが目覚めていく。佐野ver.は、万引き犯を見つけるも何もできない様子や、バックヤードで段ボール箱をロボットのように装着して遊ぶシーンなどが追加され、就活生のモラトリアム感が色濃くなっている。