乃木坂46 鈴木絢音、グループを代表する一人に躍進 独自路線を進むキャラのギャップとディープな趣味

 乃木坂46 鈴木絢音の冠番組『乃木坂46 鈴木絢音の「そら気分~ヒコーキに会いたい!!」』(テレ朝チャンネル1)が、11月24日よりスタートする。

乃木坂46『Sing Out!』 (TYPE-D)

 この番組は、鈴木がMCを担当し、飛行機の魅力発見スポットを体感する60分番組。初回放送には、同じ2期生の北野日奈子と渡辺みり愛も登場し、羽田空港にあるANA機体メンテナンスセンター、中部国際空港セントレアの新名所「FLIGHT OF DREAMS」などを訪れる。鈴木は、2017年に飛行機好きアイドルとして『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)に出演。「航空ジャンク市」といったディープな企画で鈴木は、ボーイング787のエンジンと照明の魅力を熱弁し、タモリからも「絢音ちゃん」と呼ばれるほどに。鈴木が飛行機好きなのは、ファンにとってはお馴染みであるが、今回の冠番組を通して、飛行機の魅力、そして鈴木自体の魅力も新たな層に届いていくはずだ。

 乃木坂46の2期生として2013年にデビューした鈴木は、今年、齋藤飛鳥らと成人式に参加した20歳。クールで寡黙、語り出すと熱いといった印象の鈴木にとって大きなターニングポイントとなったのが、2018年だった。『乃木坂工事中』(テレビ東京系)の企画「猛暑を吹っ飛ばせ! 運動能力ゲーム大会」の競技「水風船キャッチング」では、8.5mの距離で水風船をキャッチし、“水風船職人”と呼ばれるように。デビュー当時から、飛行機好きが一つの個性であった鈴木が、ひょんなことから運動神経の良さを発揮し、注目された瞬間である。その後も「沖縄罰ポイント清算ツアー」では、鈴木のために用意されたとしか思えない「水風船ビーチバレー」で貫禄の一撃を見せつけ大活躍。水風船職人の名を欲しいままにしている。

 さらに、2018年1月発売のアンダーアルバム『僕だけの君~Under Super Best~』収録の「自惚れビーチ」で初のセンターに抜擢。同年8月リリースの21枚目シングル曲「ジコチューで行こう!」では初の選抜メンバーに選ばれている。当時、選抜入りを受けて鈴木は『のぎおび⊿』(SHOWROOM)で、2期生唯一の地方組だった堀未央奈が先に選抜入りを果たし、5年越しに堀と一緒に選抜入りをすることができたと語っている(参照:乃木坂46鈴木絢音、5年越し初選抜入りの喜び&同期・堀未央奈とのエピソード明かす「ずっと『待っててね』って言ってた」)。生駒里奈の卒業公演で、同じ秋田出身として「てもでもの涙」を披露したのが、この年の4月。彼女にとってセンターとしてグループの顔を担った生駒の存在は大きく、同郷として託されたバトンは鈴木を大きく躍進させていった。

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