日本版“プデュ”=『PRODUCE 101 JAPAN』第3回、再評価の結果は? ポジションバトルも熱戦に

日本版“プデュ”第3回、再評価の結果は?

 それぞれ練習を重ね、国民プロデューサーの前でお披露目する時間がやってきた。今回のバトルは、言ってしまえば“ドリームチームVS挑戦者チーム”。スタート前、ドリームチームの勝利を思い描いていた人も多いだろう。実際、「勝てないと思った」と口走る挑戦者チームの練習生もいたくらいである。しかしながら、そこは全員同じ練習生。慢心や気の緩みがあったり、チームワークが取れなかったりすれば、想像し得ない結果につながる可能性は十分に高い。番組内でも各チームが抱える問題や個人の悩み、葛藤などが映し出されていた。

 例えば、「DNA」の1組。順調に進んでいるように見えたが、ダンス未経験者の川西が振り付けについていけなかったり、リーダーが東郷からヒチョンに変更になったり……。「Wherever you are」の1組も、林が声を思うように出せなかったり、チームで練習する時間が少ないと河野が不安を口にしたりするシーンがあった。その隙を感じ取ったかのように、挑戦者チームが大奮闘を見せる。特に「WILD WILD WILD」の2グループはその様が顕著だった。順調に進んでいるように見えた1組だが、実はチームの関係性がうまく築けないでいた。一方2組は今西を中心にして、一人ひとりの特技も盛り込んだ個性的な振り付けを作り上げる。それぞれのパート、チームの心理状況やメキメキと成長していく様子が面白い。

 さらに、パートごとに分かれたからこそ練習生一人ひとりにスポットが当たり、人間性や性格、キャラクターも明らかに。次回もパート別のバトルが続く。「まさか」と思うような大どんでん返しが起こることに期待したい。

(文=高橋梓)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる