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『Rocket Queen feat. MCU/Rock Away』インタビュー

TEAM SHACHI×MCU×土屋和弘インタビュー ロックマンとのコラボ曲&ゲーム制作秘話を語る

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 TEAM SHACHIが、10月2日に両A面シングル『Rocket Queen feat. MCU/Rock Away』をリリースする。「Rock Away」は、日高央(THE STARBEMS/BEAT CRUSADERS)が提供したパンクロックチューン。一方の「Rocket Queen feat. MCU」では、作詞をポルノグラフィティの新藤晴一、作曲をak.hommaこと本間昭光が手がけ、フィーチャリングゲストとしてKICK THE CAN CREWのMCUが参加。さらに同曲では人気ゲーム「ロックマン」とコラボし、スマートフォンでプレイできるゲームも展開している。

 同ゲームのストーリーでは、TEAM SHACHIメンバーが主人公となり、「Dr.ワイリー AI」によって破壊兵器になってしまったロックマンを助け出すというもの。「Rocket Queen feat. MCU」をBGMにTEAM SHACHIを操作し、『ロックマン2』に登場したボスキャラを倒してゴールをしていくのだが、ゲームの難易度が非常に高く、配信時からSNS上では「難しすぎる」と話題に。

 これまでに類を見ないスペシャルコラボがどのように生まれ、作り上げられたのか。TEAM SHACHIと「ロックマン」を愛してやまないラッパー・MCU、そして『ロックマン』シリーズ総合プロデューサーの土屋和弘氏を迎えたインタビューで、その全貌に迫る。(編集部)

最初は信じられなかったロックマンとのコラボ

TEAM SHACHI×ロックマン/MEGAMAN「Rocket Queen feat. MCU」【Official Music Video Game】

ーーまず、TEAM SHACHIと「ロックマン」のコラボのきっかけを教えてください。

土屋和弘(以下、土屋):今年の春頃にTEAM SHACHIのプロデューサーの方から新曲でロックマンとコラボレーションできませんか、というお話をいただきました。一番最初のアイデアとしては、CGのロックマンがTEAM SHACHIのみなさんと一緒にキレッキレのダンスを踊るという内容だったのですが、打ち合わせを重ねていく中で、今までにはないものを作りたいという話に膨らんでいきました。

ーーそれで今回のゲーム化のアイデアが生まれた、と。

土屋:ロックマンらしさとは何かを考えた時に、やはりドット絵のキャラクターがジャンプしたり、武器をチェンジしながら、敵を倒していくアクション要素があった方が良いと思いまして。そこでTEAM SHACHIのみなさんを主人公にして、個々に特性の武器を持ったメンバーの方々を入れ替えてロックマンを助けにいくストーリー、という案が出てきたんです。それと同じタイミングにTEAM SHACHIの方々のデザインの草案が出てきまして、これを本当にゲームとして遊べるところまで持っていけたら面白いのではないか、と。非常に熱量の高い企画だったので、ぜひトライしてみようと思いました。

ーーTEAM SHACHIのみなさんは、ロックマンとコラボすると最初に聞いた時の印象は?

坂本遥奈(以下、坂本):本当なのかなって最初は信じられなかったです。スタッフの方々がやりたいと思っているコラボの理想なのかなって(笑)。でも、どんどん話が固まってくる中で、MCUさんが参加すると聞いた時に、これはガチな企画なんだって思いました。

咲良菜緒(以下、咲良):そう、MCUさんに参加していただけるという話を聞いて現実味が増したというか。MCUさんが大のロックマン好きという情報も知っていたので。

MCU:僕のロックマン好きが、そこまで浸透していてうれしいな。

ーーMCUさんにとって、「ロックマン」シリーズは特別な思い入れがあるんですよね?

MCU:はい、特別です。今回のコラボも、KICK THE CAN CREWとして日本武道館に立つことより特別なことかもしれません(笑)。

一同:(笑)

ーーロックマンシリーズでは、『ロックマン2』が特にお好きだとーー。

MCU:全部好きです! 確かに『ロックマン2』は中でも一番好きな作品ですが、無印から一番新しい『ロックマン11』(2018年発売)までしっかりやりこんでます。なので、今回のコラボで声をかけていただいたときは、「よくぞ僕を誘ってくれた」と思いました。別のラッパーにこの話がいっていたら、家にある「ロックマン」を見れなくなっていたかもしれないです(笑)。僕以上に「ロックマン」を愛しているラッパー、もといミュージシャンはいないと思っているんで。

ーー並々ならぬ「ロックマン」愛ですね。

土屋:MCUさんには昔から「ロックマン」の熱烈なファンでいていただいて。スタッフのウッチーとも対談していただいたり、実はカプコンとのお付き合いも長いんですよ。昨年は『ロックマン30周年記念ライブ』にも出ていただいて、そして今回のコラボと、我々としては末長く、「ロックマン」がある限りご一緒できればいいなと思っています。

ーーコラボ曲「Rocket Queen feat. MCU」は、ポルノグラフィティの新藤晴一さんが作詞、本間昭光さんが作曲でタッグを組んだ楽曲です。ラップパートの作詞はMCUさんが手がけていますが、「ロックマン」愛が溢れていますね。

MCU:最初にある程度テーマはいただきまして、それに対して僕の「ロックマン」への思いやゲームのエッセンスを加えていきました。〈ブルースター〉はロックマンを象徴する青色、〈E感じにチャージされるpower〉はE缶、それとワイリーの代名詞でもある〈土下座〉とか。歌詞が出来上がって、それをTEAM SHACHIのみんなに見せたら、「ゆーしくん、これで大丈夫っすよ」って(笑)。

TEAM SHACHI一同:言ってないです! 絶対にそんな言葉遣いしてないですから(笑)!

土屋:MCUさん、レコーディングが終わってすぐに連絡をくれましたよね。「いま収録終わりました、ありったけの思いをぶち込んできました!」みたいな感じで。

MCU:そう言われちゃうと恥ずかしいじゃないですか(笑)。嬉しすぎて速攻で土屋さんに連絡したんです。

ーーTEAM SHACHIのみなさんとは、レコーディングが初対面ですか?

MCU:そうですね。出会い頭に「super なんちゃら〜」(「super tough strong energy positive exciting soul from nagoya」TEAM SHACHIの自己紹介挨拶)みたいな自己紹介を受けて(笑)。レコーディングでも、後半のラップパートを被せて歌ってもらいました。

坂本:私がやらせていただきました。

MCU:一発OKで、さすがだなーって。僕が彼女たちの年代の頃なんて、ほぼ使えなかったんで(笑)。本当にしっかりしてる。僕のフロウに的確に合わせてくれるんですよ。例えば〈駆け抜けるダンスホール〉のところも発音を寄せてくれて、「ゆーしくん、こんな感じで大丈夫?」みたいにーー。

坂本:絶対にそんな言い方していないです(笑)! でも、少しやりすぎましたかね。調子に乗りすぎて「ダンスホール」を「ダンスフー!」みたいに言っちゃって……。

MCU:いやいや、4人とも最初から好印象。今日も本当に仲が良いなってうらやましく思うくらい、素晴らしいグループだと思っています。

ーーMCUさんのラップパートはいかがでしたか?

秋本:レコーディングの順番が、最初に私たちの歌を録音して、その後にMCUさんのラップを乗せるという感じだったんです。私たちの声だけの段階では物足りなかった「ロックマン」への愛が、MCUさんの声によって倍増したというか。ラップパートが入ることで、いろんな意味で完璧な形になりましたね。

ーーちなみに、ライブで披露する際にラップパートは誰がやるんですか?

咲良:まだライブで披露したことがないので、どうなるかはまだ私たちにもわからないです。でも、TEAM SHACHIのラップ担当がいるので(坂本を見る)。

ーーもしライブで坂本さんがラップを披露すると仮定して、MCUさんから何かアドバイスがあれば。

MCU:自分の思うがままにやればいいんだよ。たぶんね、僕のラップを何回も聞けば完コピできると思う(笑)。

坂本:いやいや、完コピは無理です(笑)。もしそうなったとしたら聴き込んで全力で頑張ります。

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