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森朋之の「本日、フラゲ日!」vol.169

GENERATIONS、CHEMISTRY、ジェジュン……斬新な音楽性へのトライを感じる新作

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 従来のイメージやスタイルに留まらず、常に新しい表現に挑み続けることは、長く支持されるアーティストの条件。今回は、GENERATIONS from EXILE TRIBE、Little Glee Monster(以下、リトグリ)など、斬新な音楽性へのトライが感じられる新作を紹介します。

GENERATIONS from EXILE TRIBE『EXPerience Greatness』(CD+DVD)

 心地よいファンクネスを備えたトラック、華やかなホーンセクションとゴージャスなストリングス。70~80年代のフィリーソウルを下地にしながら、現代的なダンスミュージックに結びつけたサウンドのなかで描かれるのは、夢や目標に向かって日々がんばる人たちに向けたエールだ。そんなシングル曲「EXPerience Greatness」は、EXPG STUDIO(LDHが開業したダンススクール)の生徒に向けられたメッセージソングだが、もっと幅広く、“なりたい自分”を目指す人々を後押しするような楽曲に仕上がっている。朗らかな解放感と力強いパワーを共存させたボーカルもきわめて魅力的。C/Wには、映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)でメンバーの中務裕太、小森隼が演じる“オロチ兄弟”のテーマ曲「SNAKE PIT」を収録。ロックモード全開のサウンドと“オロチ兄弟”の鋭い視線を思わせる歌詞がひとつになったアッパーチューンだ。

GENERATIONS from EXILE TRIBE / EXPerience Greatness(MusicVideo)
Little Glee Monster『ECHO』(通常盤)

 5周年を記念した、自身最大規模の全国ツアー『Little Glee Monster 5th Celebration Tour 2019 〜MONSTER GROOVE PARTY〜』を開催中のリトグリのニューシングル曲「ECHO」は、「NHKラグビーテーマソング」として制作されたパワーソング。作詞・作曲・編曲は今井了介(三浦大知、安室奈美恵、w-inds.など)。ソウルミュージックのエッセンスを感じさせるサウンドメイク、エモーショナルに解き放たれるメロディ、“困難に打ち勝ち、勝利を掴む”というメッセージを込めた歌詞がひとつになり、まさにスタジアムサイズのスケール感につなげている。いまやアリーナ級のアーティストとなったリトグリの“今”が刻まれた楽曲と言えるだろう。C/Wには小林武史のプロデュースによるクラシカルな雰囲気のポップチューン「Classic」を収録。

Little Glee Monster 『ECHO』
CHEMISTRY『CHEMISTRY』(通常盤)

 2017年に再び活動を再開したCHEMISTRYによる、再始動後初のオリジナルアルバム『CHEMISTRY』。「Windy」「もしも」「Angel」などのシングル曲を含む本作は、デビュー当初からの基軸である90年代後半R&B(の黄金時代)のテイストを下敷きにしながら、現代的なトラックメイクを施し、正確にアップデートされたCHEMISTRYのスタイルを体感できる仕上がり。核にあるのはもちろん、堂珍嘉邦、川端要のボーカル。じつはまったくルールが違う二人だが、声が重なった瞬間のゾクッとするような色気、互いの個性をぶつけ合い、融合させることで生まれる豊かな表現はまさに唯一無二。これだけ歌の良さを堪能できるアルバムは本当に稀だと思う。松尾“KC”潔氏のプロデュースワークも相変わらず冴えまくり。

ドラマ「それぞれの断崖」主題歌 CHEMISTRY『Angel』Music Video

      

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