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乃木坂46、最新シングルがミリオン級売上を記録 メロディの美しさで勝負した楽曲群を分析

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参考:2019年9月16日付週間シングルランキング(2019年9月2日~9月8日)

 最新のオリコン週間シングルランキングは、乃木坂46『夜明けまで強がらなくてもいい』が964,523枚で1位を獲得した。続いて、刀剣男士 formation of 三百年『鼓動』が84,428枚で2位、鈴木愛理『Escape』が35,440枚で3位となり、乃木坂46が他を寄せ付けない圧倒的な首位を記録した週となった。

乃木坂46『夜明けまで強がらなくてもいい』(通常盤)

 「夜明けまで強がらなくてもいい」は乃木坂46の24枚目のシングル。作詞を秋元康、作曲を山田裕介、編曲をAPAZZIが担当している。山田裕介は過去にNMB48に「場当たりGO!」や、SKE48の「微笑みのポジティブシンキング」といった作品に曲を提供してきたり、最近ではKing & Princeにも歌詞の提供経験のあるミュージシャン。自身でもアーティストとしてJAY’S GARDENというグループでピアノとボーカルを担当している。今回のシングルは彼にとって初となる表題曲で、初週からミリオン級の売り上げを見せているため、作家としての一大転機となるのではないか。

乃木坂46 『夜明けまで強がらなくてもいい』

 曲は、壮大なストリングスから幕開けし、バイオリンやギターといった楽器がフィーチャーされたクラシカルなサウンドを繰り広げる。乃木坂46の清楚で上品な、しとやかなイメージが音にも表れているだろう。冒頭のフレーズは終始曲中で印象的に繰り返され、要所要所で曲に情熱的な雰囲気をもたらす。Aメロは比較的低いメロと落ち着いたボーカルワークのため、裏で鳴るギターの軽快な響きの存在感が相対的に大きい。

 そこからBメロ、サビへとスムーズに移り変わる。転調もなければ、展開も王道で、素直な作りと言えそうだ。奇抜な動きのないシンプルなメロディラインを見せる中、サビの後半で登場する主旋律の最高音〈もう〉が非常に美しく、印象的に歌われている。仕掛けやテクニックに頼らず、音の響きやメロディの美しさで聴かせる一曲だと言えるだろう。

      

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