堂本光一主演舞台『Endless SHOCK』はなぜ多くの人を魅了し続ける? 注目したい3つのポイント
曲とパフォーマンスの美しさ
ショーパートの曲とパフォーマンスも『Endless SHOCK』を語る上では欠かせない。演技だけでなくパフォーマンスのクオリティが非常に高いゆえ、『Endless SHOCK』のレベルがぐっと上っているように感じる。たとえば、クライマックスでの切なさと美しさがぐっと引き立つ「夜の海」や、様々なメロディが重なり合って舞台の走馬灯のようになっている「CONTINUE」などもそうだ。毎年徐々に曲も増えており、ミュージカルのようにもなりつつあることで、どんどん舞台の面白さが増していると言えるだろう。そして、何よりもリボンフライングからダンス、太鼓、ダンスと連続してキレのあるパフォーマンスを見せ続ける光一のスキルにも脱帽である。『Endless SHOCK』は、目でも、耳でも楽しめる舞台なのだ。
ジャニー喜多川の言葉を借りるならば、堂本光一は「Show must go on」を体現した存在だと言えよう。そんな彼が引っ張っている舞台だからだろうか。『Endless SHOCK』は毎年変化し、至極のエンターテインメントとして進化し続けている。
(文=高橋梓)