木村拓哉と桐谷健太のトークから感じた“生きていくヒント” 何事も有言実行の二人の共通点とは?

 情熱的で何事もストレートにぶつかっていく桐谷は、その素直な姿勢で人の縁をつないできた。一方、スーパースターゆえに苦悩や孤独をすべて背負い、圧倒的な求心力で人を引っ張ってきた木村。異なる魅力を持つ二人は、お互いに刺激をもらい、惹かれる部分があるのだろう。一方で、何事も有言実行の自立心の強い二人は、自然を前にすると色々な肩の荷がおりるという共通点があるのかもしれない。

 5月26日の最終週には、“30歳になってしまう”というリスナーのお便りをもとに、年齢の重ね方についてアツく語りあった二人。「まだ30歳だからね。何でもできるよ。46歳でも何でもできるからね」と自分の年齢を例にあげて話す木村に対して、桐谷も「その感覚でいるほうが、絶対キラキラしてますよね。俺も、来年40歳なんですよ」と賛同する。自分自身が行きたいところ、誰かを連れて行きたいところが常にある二人にとって、毎日が「これからの人生で1番若い日」に違いない。

 「明日のことは明日にならないとわかんないし、今思いっきりくたくたになるまで、いったほうがいいと思うけどね。僕はそうしたいなと思っています」(木村)。「それができたら、ほんまに最高ですよね」(桐谷)。数字を背負うのではなく、やりたいことを数えていく。そんなパワフルでポジティブな、生きていくヒントを貰えるトークとなった。ぜひとも、次のネイチャー系の仕事は木村×桐谷の旅が実現することを願っている。

(文=佐藤結衣)

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