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『1114』インタビュー

EXILE SHOKICHIが語る、ソロ作『1114』で目指したもの 「今はトレンドを意識してない」

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 EXILE SHOKICHIの2ndアルバム『1114』には、EDM、ヒップホップ、トラップ、オルタナティブR&Bなど、欧米のポップミュージックのトレンドが詰まっている。ところが本人に話を聞くと、特に最新のものを志向しているわけではなく、ただオリジナルな音楽を制作することを目指しているという。そのポイントは、ライブでファンと一緒に楽しめることだ。EXILE、EXILE THE SECOND、そしてソロでJ-POPのメインストリームに身を置きながらも、EXILE SHOKICHIは自身を客観的に見て強みを発揮する。このインタビューは、シンガーのみならず、ソングライター、プロデューサーとしてのEXILE SHOKICHIの言葉だ。(宗像明将)

オリジナルな音楽を作りたい


――『1114』には最新のダンスミュージックの要素が入っていて、2014年にSHOKICHIさんがソロ活動を始めた頃よりも、さらに尖っている印象を受けます。ふだん聴いている音楽は、どんなものでしょうか?

SHOKICHI:幅広く聴いてます、ヒップホップ、ポップ、R&Bも聴きます。クラブミュージックだと、最近はテックハウスを聴いていますね。EDMのバズりがあって、その流れがテックハウスにシフトしてきているのかなと感じます。

――『1114』にはEDMやヒップホップの要素もありますし、トラップが鳴っている楽曲や、ボイスの入ったオルタナティブR&Bのようなサウンドも入っていますね。「プラトニック・ラブ」は、ボイスが入っていてトラップも鳴っていますが、どういうイメージで作ったトラックでしょうか?

SHOKICHI:実は最初はピアノだけで作っていたんですけど、スタジオでトラックをプロデューサーと一緒に作ったときに、J-POPとトラップが混ざったようなバラードを作りたいなと思って。トラップ要素も強くなって面白い曲になったなと思いますね。気に入っています。メロディもラップもあって、自分のオリジナリティを表現できた曲になりました。「プラトニック・ラブ」はEXILE SHOKICHIの真骨頂なのかなと思っています。

――「EXILE」という名字が付いているなかで、EXILE的なイメージとSHOKICHIさんのソロ活動のバランスはどのように考えていますか?

SHOKICHI:特にEXILEだからどうのこうのとか、違うEXILEを見せられるようにとか、そういうことはあんまり考えていないですね。それより、オリジナルな音楽を作りたいと思うんです。一番気にしてるのは、「こういう曲だったらライブで一緒に楽しめるかな」とか「こういう曲だったらわかりやすく喜んでもらえるかな」とか、そういうことなんです。

――これからツアー『EXILE SHOKICHI LIVE TOUR 2019“UNDERDOGG”』も始まりますけど、『1114』はそれを意識した作りになっているわけですね。

SHOKICHI:もちろんそうです。そこに向けて曲を作ってきた感じですね。

――「Midnight Traffic」にもとても驚きました。オルタナティブR&Bのようで、洋楽のトレンドをつかんでいますね。

SHOKICHI:あの曲に関しては、わりと好き勝手に作ったんです。実は3年前に作った曲なんですよ。

――じゃあ、SHOKICHIさんが作っていたものが、期せずして欧米のトレンドに乗ってしまった?

SHOKICHI:最近のアメリカのソウル事情を見ていて、「今この曲はハマるな」って。この曲だけはストックを使ったんですよ。すごく今の時代に合ってますよね。

――逆に今のJ-POPシーンは、SHOKICHIさんの目にはどう映りますか?

SHOKICHI:オリジナリティがすごいですよね。世界のどこにもない音楽だし、日本が誇るべき文化だと思います。

――そのなかでSHOKICHIさんの『1114』はどういう位置づけだと思いますか?

SHOKICHI:J-POPは多ジャンル化しているので、特に意識することなく、自分はオリジナルの音楽を作っている感じなんです。棲みわけされない音楽になったなと思いますね。以前はアメリカのヒップホップとか、トレンドと言われているものを意識して自分の曲に落としこんでたんですけど、今はそれをまったく意識してないですね。

――SHOKICHIさんほどの人がそこまで振りきれたのは、どういうきっかけだったのでしょうか?

SHOKICHI:成長できたからだと思います。もちろん、「これトレンドじゃん」みたいな曲調や音もあるんですけど、昔のように「この音色使わなきゃ」みたいな感じは今はもうまったくないですね。ただただ、「ファンの人が楽しんでくれるかな」とか「これだったらライブが絶対盛りあがるでしょう」みたいな感じの表現の仕方ですね。

――『1114』では歌の存在感もとても大きいと感じます。「Midnight Traffic」は、このBPMとサウンドで聴かせるとなると、SHOKICHIさんの歌にかなりの艶がないと成りたたないなと感じました。

SHOKICHI:めっちゃくちゃ難しいです。3年前に作ったと言いましたけど、3年前に歌ってたら、こんなに表現できてなかったと思います。もう限界までレイドバックして歌っているけど、今ようやくそれができるようになったんです。つまり、ビートの上に、自分の声をオンで合わせずに、ちょっと後ろにズレているというか。

――それがSHOKICHIさんの歌の色気を引きだしてますね。

SHOKICHI:はい、そういった表現を意識してますね。

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