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48グループ×乃木坂×欅坂×IZ*ONEによる「必然性」は語り継がれる曲に? パフォーマンスを分析

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 AKB48グループ、乃木坂46、欅坂46、IZ*ONEメンバーにより結成されたスペシャルユニット・IZ4648のコラボ曲「必然性」が、3月13日にリリースされるAKB48の55枚目シングル『ジワるDAYS』のType Cに収録される。

AKB48『ジワるDAYS』Type C

 「必然性」は、2018年12月12日に放送された『FNS歌謡祭2018』第2夜の企画で、“平成最後のスーパーアイドルソング”として秋元康がこの日のために書き下ろした楽曲。歌ったのは、AKB48から柏木由紀、指原莉乃、岡田奈々、須田亜香里、横山由依、小栗有以。乃木坂46から梅澤美波、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬、堀未央奈、山下美月。欅坂46から小池美波、小林由依、菅井友香、長濱ねる、土生瑞穂、渡邉理佐。IZ*ONEからチョ・ユリ、チャン・ウォニョン、矢吹奈子、本田仁美、宮脇咲良、クォン・ウンビ。秋元康プロデュースのアイドルグループから選りすぐりのメンバー24人により結成され、一夜限りで披露された。

 AKBグループと坂道シリーズのスペシャルコラボと言えば、坂道AKBというグループの枠を超えたスペシャルユニットが3回結成されているが(『ジワるDAYS』Type Bにも収録)、そこに昨年10月29日にデビューしたばかりのグローバルアイドルグループ・IZ*ONEが加わる形となったのがIZ4648だ。チャン・ウォニョンと宮脇咲良というIZ*ONEの2人がWセンターを務めたことから分かるように、『FNS歌謡祭』では同グループのお披露目的な要素が感じられるパフォーマンスとなった。

 番組を振り返ると、衣装を所属グループごとに揃えたことで“オールスター感”が生まれていたと同時に、フォーメーションが見やすいという利点も。最初はひな壇に下から48グループ、乃木坂46、欅坂46、IZ*ONEとグループ結成順に立ち、イントロのパフォーマンスが終わると、下段にいたグループからカメラに向かって歩いてポジションに付き、最後にその間をチャン・ウォニョンと宮脇が歌いながらセンターのポジションに立つという流れに。グループの歴史を見ているようであり、IZ*ONEのこれからへの期待感を演出していた。「必然性」は、リハーサルの映像で白石麻衣が「アイドルっぽい感じの楽曲と振付なので、平成最後にスペシャルコラボで歌わせてもらうことはすごくありがたい」とコメントしていたように、一聴するといわゆる“アイドルソング”らしいポップな曲調で、可愛らしい曲に感じる。しかし、〈自分がここにいるのは必然なんだ 流されて来たわけじゃない〉という歌詞を、トップアイドルグループに所属する彼女たちが歌うことで、力強さと説得力を感じる。

 改めてIZ4648のメンバーを見ると、“次世代エース”が集まる坂道AKBとは異なり、今まさに活躍しているメンバーが揃っている。特にAKB48グループから、柏木、指原、そしてAKB48の現総監督である横山らが参加した意義は大きい。AKB48は2005年から活動し、平成後半のアイドル界を牽引したと言える。前田敦子や大島優子らとともに活動してきたメンバーが、このユニットに参加するというのは、48グループの歴史を伝えるのに必要不可欠だろう。特に指原は放送から3日後の12月15日にHKT48からの卒業を発表。今はIZ*ONEに専任している宮脇、矢吹とはHKTを共に発展させてきた戦友なだけに、この共演は感慨深く、一つの時代を感じさせるドラマがある。

 一方、乃木坂46もまさにベストメンバーと言える布陣。卒業した西野七瀬は、グループとして最後の『FNS歌謡祭』となり、一夜限りのスペシャルユニット感がさらに増す。白石&西野が、Wセンターの両脇を挟みしっかりとサポートし、齋藤飛鳥が2列目という贅沢な並びで、ビジュアルの高さと安定感のあるパフォーマンスでユニットを彩っていた。イントロの入場部分から余裕がある雰囲気を醸し出し、表情もやわらかく、美しい所作で他のグループと色の違いを見せていたように思う。

      

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