SCREEN mode、5年間を集約したアニバーサリーライブ「新しいストーリーを作り続けたい!」
声優・林勇としても活動する勇-YOU-(Vo)と音楽プロデューサー・太田雅友こと雅友(Gt)による2人組ユニットで、11月27日にデビュー5周年を迎えたSCREEN modeが、12月2日に東京・SHINJUKU FACEで、「SCREEN mode 5th Anniversary LIVE 〜月光STORY〜」を開催した。デビュー曲「月光STORY」から最新の「GIFTED」まで、5年を彩った数々の楽曲、さらにカバー曲を演奏した他、ライブ配信でお馴染みの”勇子”も登場。ファンも終始声援を送って笑って歌って、アットホームな一夜になった。
ライブは2013年11月27日にリリースしたデビュー曲で、アニメ『ぎんぎつね』EDテーマにもなった「月光STORY」でスタート。「1曲目は僕らの原点。この曲から僕らは始まった。今日は最大級の愛を込めて歌います」と、ミディアムナンバーを歌い上げ、冒頭から感無量といった雰囲気の二人。続けてポップなナンバー「LΦVEST」では、歌とギターの掛け合いも聴かせ、視線を合わせて嬉しそうな表情を見せた。アッパーで痛快さ溢れる「アメイジング ザ ワールド」では、勇-YOU-の「回せ〜!」の声をきっかけに、観客はタオルを回して、声をあげてジャンプ。その様子に、汗を拭きながら「しょっぱなから激アツ。みんなの熱気を感じてムチャクチャ楽しいです」と、二人は笑顔いっぱいだ。
ファンにお馴染みのキャラクターも登場して楽しませた。演奏中に勇-YOU-が袖に引っ込み、影ナレでメンバー紹介を終えたかと思えば、客席後方のドアから「イケメンとお金持ちが大好き。恋の肉食獣、勇子です」と、サンタクロースのコスプレをした女の子の”勇子”に扮して登場した勇-YOU-が登場。LINE LIVEで生配信されているSCREEN modeの番組『スク魂』で話題になった、即興ソングをこの場で再現するという趣向で、事前に集めたワードから「とろけるチーズ」「小春日和」「バラの花束」という3つを選び、歌詞に盛り込んで見事1曲に。〈トキメキトキメキ〜〉と、ギャルになりきって歌う姿には、会場には歓声と笑いがあがった。「ようやく勇子をライブで初披露できてよかったね」と雅友。「初めてライブにきた人は“何のこっちゃ”と思ってるだろうけど」と、笑う勇-YOU-。笑いが絶えないステージで、めったに見られない女装とハイテンションに、ファンは満面の笑顔で楽しんだ。