KAT-TUN、困難を乗り越え再始動した3人のまっすぐな姿ーー密着ドキュメンタリー第1回
亀梨のソロパートのリハーサルでは「絶対に右手、死んでも離さない」と漏らした。自分の腕だけが頼り……圧巻のパフォーマンスは危険を伴うものでもあった。けがをしようものならば他の仕事に影響が出るかもしれない。それでも亀梨はハイテク技術に頼らず、少しでも血の通ったパフォーマンスを選んだという。覚悟でしかない。
2018年4月。復活コンサートでみせたパフォーマンスの裏側が観られるのは垂涎だ。真っ先に音合わせしたという楽曲が「RealFace #2」だったことはファンにとってうれしい情報だったのではないか。
困難を乗り越えて再始動した彼ら。ファンがこれまでみてきた彼らとさほど変わらないまっすぐで強い3人の姿があった。
これまでの軌跡について、涙を流すでも悲しむでもない、どんな逆境もブレずにしなやかに突破してきた、もはや腹を括った30代男性たちのドキュメンタリーだ。ファンではない人たちにこそ見て欲しいと、ファンとしても胸を張って紹介できる番組になりそうだ。
■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。